あらすじ手嶋織斗(おると)は、ヨーロッパから帰国した天才調律師。最後まで和解できなかった父も死に、日本で調律の仕事を引き受けながら、幼いころに失踪したピアニストの母の行方を追う!織斗が出会うのは、思い出のピアノ、見放されたピアノなど、どれも因縁のあるピアノばかり。ピアノの調律を通して、持ち主たちの心の傷やわだかまりも、織斗はやさしく癒し、解きほぐしてゆく!