あらすじ

照りつける真夏の太陽の下、夏休みを満喫する大学生の三つ子、橘始、二葉、三太。その3人が住むアパートの上の階に、玉起司という男が引っ越して来る。時々、俳優としてアクションもののテレビに出ていると言うが、三太は、もっと昔に彼の名前を聞いた覚えがあり…?
黄昏シティ・グラフィティ(1)

長男・始、二男・二葉、三男・三太の三つ子は、両親の二度目の海外転勤を機に心機一転。アパートを借り、生まれて20年目にして親から独立する! 同じ顔ながら性格も感性も違う3人の新生活がスタートするが、そこに、子供のころからなにかと3人の面倒を見てくれた中国人、李さんの娘・苗が現れ、早くも波乱の予感!?

黄昏シティ・グラフィティ(2)

性格も趣味も異なる一卵性の三つ子、大学2年生の始と二葉と三太。親から離れ、女人禁制のアパート暮らしだったが、隣の部屋に住む大学1年生で双子の夏湖と夏海や、3人の妹分・苗が出入りして騒がしい毎日! そんなある日、試験前だというのに余裕の始はパチンコ店へ。そこで隣の席に座る見ず知らずの女性から、いきなり千円を貸してほしいと言われ…!?

黄昏シティ・グラフィティ(3)

照りつける真夏の太陽の下、夏休みを満喫する大学生の三つ子、橘始、二葉、三太。その3人が住むアパートの上の階に、玉起司という男が引っ越して来る。時々、俳優としてアクションもののテレビに出ていると言うが、三太は、もっと昔に彼の名前を聞いた覚えがあり…?

黄昏シティ・グラフィティ(4)

始と二葉、そして三太が小学1年生の頃、遠足は6年生が一緒に行動するという決まりがあった。3人の誰かと組むのは6年生の少女・晴美。どうしても晴美と組みたい二葉だが、晴美と組むのは泣き虫の三太だった。遠足当日の朝、二葉は三太と偽って晴美の手をしっかりと握るが、反対側の手は三太が握って離さない。幼き日の三つ子を描いた淡い初恋ストーリー!

黄昏シティ・グラフィティ(5)

大学4年となり、就職活動を開始する始たち三つ子。始の志望は大手商社、三太は外食企業。そして二人は大学生のうちにガールフレンドを確定するつもり。一方、二男の二葉が志望するマスコミ関係の就活は秋からで、ガールフレンドもいないため一人暇をもて余していた。そんな時、新聞に三つ子よ還れとの連絡広告10日渡り掲載される。興味を抱いた始たちは連絡先に電話をするが…!?