卒業式のシーズンを迎えると、「夜の教室」のメンバーもここから卒業して消えていく……。織部への想いを伝えられないまま、3年生になった七生は、音楽室にその想いを伝えるべく、音楽室へ足を運ぶ。しかし、そこにいたのは、織部と「夜の教室」のメンバー天月の2名であった。織部に興味をもった天月は、なかなか自分を表現できず、いつも織部のまわりにいるだけであった。そんな中、周囲では鬼の力が増幅し、二中を守る力も弱くなっていった。その矢先、鬼が襲来し始める!!かたくなに卒業を拒んでいた天月のとった行動とは!?大人気、学園ミステリーホラーの完結編の第3巻(全3巻)!短編「お嬢様疾風怒濤」も同時収録!