あらすじ自分の元恋人・整(おさむ)と、妹の真子(まさこ)が幸せになりほっとしたのも束の間、パーサーの妥(やすし)からプロポーズされた晶子(あきこ)。これから社会人の一歩を踏み出すというタイミングもあり、彼への愛にも自分自身にも自信が持てないでいた。しかし、妥の大きな愛は、晶子を徐々に変えていく――。本当の愛を見つけ、少女から大人になっていく多感な季節を繊細に描き出した、庄司陽子の初期の傑作、完結。