それは、はるかなる時の向こう側、天をつく緑の木々の世界――。青い青い空の上で、神々が銀青色(フィアリーブルー)の鳥を駆る。その鳥は亡き人の魂を、遠い神の国へと導くのだ――。
それは、はるかなる時の向こう側、銀青色(フィアリーブルー)の髪の人々は、白鷹(ハルファード)に乗り空を駆ける。彼らは鳥の民と呼ばれ、森の頂上の銀の都に住んでいた――。