あらすじ

慎二と結婚し、子供を授かった由似は、生まれた娘に由と名付け育て始める。子育てで慌ただしい日々の中、認知症の祖母のため、犬を飼うことに。久々に見る祖母の笑顔に安心したのも束の間、祖母の容体が急変し―!?どこまでも強く一途な由似が、現代の生に向き合う感動作。『星くず』から続く物語、ついに完結!
由似、風のなかで 上

25歳になった由似は、母・由布子がかつて目指した看護師となり、毎日を忙しく過ごしていた。親友の志紀や、恋人の慎二にも結婚を促されるが、認知症となってしまった祖母が気がかりでなかなか踏み出せない。慎二の義妹・真希の存在も、由似の心を悩ませて…。大人になった由似と、それを取り巻く人々のその後を描く。

由似、風のなかで 下

慎二と結婚し、子供を授かった由似は、生まれた娘に由と名付け育て始める。子育てで慌ただしい日々の中、認知症の祖母のため、犬を飼うことに。久々に見る祖母の笑顔に安心したのも束の間、祖母の容体が急変し―!?どこまでも強く一途な由似が、現代の生に向き合う感動作。『星くず』から続く物語、ついに完結!