あらすじ

御陵衛士を作るという参謀・伊東甲子太郎の提案に賛同する形で、藤堂、斎藤が新選組を脱退してしまう。脱退した彼らのことと新選組の未来を思い、気持ちを暗くする千鶴だったが、そこにお千が千鶴を訪ねてやってくる。お千からもたらされた衝撃の事実。それは、千鶴が鬼の血を引く者であり、鬼を名乗る風間に狙われるのもそのためだということだった。自らの血の秘密を知った千鶴は──。
薄桜鬼 1

時は幕末──。江戸育ちの蘭方医の娘、雪村千鶴は音信不通になった父の綱道を捜しに単身京都を訪れる。父を捜して京都をさまよううち、千鶴は夜の路地で、血に飢えた化け物を切り伏せる新選組隊士の姿を目撃してしまう──。巻き込まれるように新選組と行動を共にする千鶴だったが、行方不明の父親を捜すうち、自らもまた奇縁によって新選組と繋がっていることを知ることになるのだった。大人気ゲーム「薄桜鬼」がコミックで登場!二宮サチが原作ゲームの雰囲気そのままにコミカライズ。マンガで展開する新選組の活躍に注目!

薄桜鬼 2

行方不明の父、雪村綱道を捜すため、新選組で生活するようになった千鶴。隊での生活にも慣れた頃、千鶴は新選組総長、山南の事件を通じて「羅刹・変若水」といった新選組に関する秘密を知ることとなる。そして、その秘密には父が深く関わっていることも──。一方、千鶴を狙って風間千景と名乗る鬼たちも現れ…。二宮サチ先生による好評コミカライズ激動の第2巻!

薄桜鬼 3

御陵衛士を作るという参謀・伊東甲子太郎の提案に賛同する形で、藤堂、斎藤が新選組を脱退してしまう。脱退した彼らのことと新選組の未来を思い、気持ちを暗くする千鶴だったが、そこにお千が千鶴を訪ねてやってくる。お千からもたらされた衝撃の事実。それは、千鶴が鬼の血を引く者であり、鬼を名乗る風間に狙われるのもそのためだということだった。自らの血の秘密を知った千鶴は──。

薄桜鬼 4

圧倒的な新政府軍の前に京からの退却を余儀なくされた幕府軍。新選組もこれと共に甲府、会津、仙台、そして函館へと転戦を余儀なくされていく。度重なる敗戦と仲間との別れ。それでも武士らしくあろうとする土方を前に、千鶴は最後まで土方を支える覚悟をする。そして土方の中でも、何かが大きく変わりつつあり──。