古(いにしえ)のシュメールの地へ再び君を、この瞳に宿すために───伝説の王・ギルガメシュと、現代の高校生・シン。2人の少年が出会ったとき、運命が動き出す───!!氷栗版「ギルガメシュ叙事詩」、ここに開幕!高校の研修旅行で、パリのルーヴル美術館にやってきたシンと幼馴染みの玲音奈。「我が名は──イシュタル」その声を聞いた途端、玲音奈は遺跡の前で忽然と姿を消してしまう。玲音奈を捜すシンの前に現れたのは、エンキドゥという亡霊であった。玲音奈の元に連れていく代わりに、彼が出した条件は、彼の魂を取り込むこと、そして、彼の親友・ギルガメシュ王を守ること。消えた玲音奈を追って、シンがたどり着いた先は──…?時空を超えて、今、新たな冒険が始まる──!
時空を超えて出会った2人の少年。大きな決断を迫られた彼らが、導き出した未来(こたえ)とは───? 愛する人を救うため、自らの命を差し出す覚悟をするシン。そして「不死」を求めるギルガメシュにも、ある選択が迫られる───。壮大なる氷栗版「ギルガメシュ叙事詩」、ここに完結!! イシュタルの手から逃れようとするギルガメシュとシン。そんな中、自分の過去の行いを嘆く女神の悲しみに呼応して、「不老不死」と言われる伝説の人物、ウトナピシュティムが姿を現す。未来永劫、解き放たれる事のない琥珀の殻に閉じこもってしまった女神を救う方法はただ一つ。「自らの命」を差し出すこと───!! シン、そしてギルガメシュにも人生最大の決断が迫られる…!! 少年達の冒険譚、感動のクライマックス!!