あらすじ舞台は、平安時代の院政期。孤独を抱える帝の夢に、夜ごと現れる玉藻という娘。互いのさびしさをうめるように、二人は逢瀬を重ねる。しかしこの娘、実は……!?表題作のほか「闇に鳴く鳥」「鬼の灯」「ふたつの月」「春の夜の花の幻」を収録。