あらすじ

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。日本有数の剣士高「至誠館」が、権力からの「文化祭中止勧告」を無視し準備に沸き立つ一方で、一年の九重晴馬は誠士郎事件の真相を握る男に面会するため、刑務所を訪れていた。そこで再会した小谷義親と口論の末、抜刀してしまった晴馬だったが…!?さらに今巻、齋藤仁の口から衝撃の告白が――!!
サムライドライブ 1巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代・東京。帯刀を許された士族の末裔たちが通う、名門男子高校「至誠館」。人に慣れない一年最強剣士、九重晴馬。晴馬のクラスに転入してきた貧乏剣士、高原伊吹。この運命的な出逢いが、冷たく閉ざされていた晴馬の心をゆっくり、ゆっくり溶かし始め、やがてそれは、確かな絆となっていく――!!

サムライドライブ 2巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。名門剣士高校「至誠館」に通う九重晴馬(一年)は、不名誉な死を遂げた師・新堂誠士郎の仇を、たった一人で捜し続けていた。その晴馬に惚れ込み、心に入り込んできた転校生・高原伊吹。初めて感じる“仲間”の存在と、誠士郎への“信義”の狭間で揺れ動く晴馬だったが、その不安定な心を謎の剣士・須賀谷泉秋に突かれてしまい――!?……今、至誠館一年全体を巻き込んだ、一大抗争が始まろうとしていた!!

サムライドライブ 3巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。日本に残りわずかとなった名門剣士高校「至誠館」では、一大イベント「至誠祭」の準備に沸き立っていた。だが、帯刀者を根絶したい廃刀派たちの圧力により、“至誠祭中止”の通告書が叩きつけられ…!?己の夢と存在意義を賭し、今、至誠館が一つになる!!

サムライドライブ 4巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。日本有数の剣士高「至誠館」が、権力からの「文化祭中止勧告」を無視し準備に沸き立つ一方で、一年の九重晴馬は誠士郎事件の真相を握る男に面会するため、刑務所を訪れていた。そこで再会した小谷義親と口論の末、抜刀してしまった晴馬だったが…!?さらに今巻、齋藤仁の口から衝撃の告白が――!!

サムライドライブ 5巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。日本有数の剣士高・至誠館は、一大イベント至誠祭を明日に控えていた。そんな中、齋藤仁から告げられた「誠士郎の真実」を受け入れられず、晴馬の前から消えてしまった伊吹。“今度は俺が伊吹を助けたい――”晴馬は、その一心で伊吹を連れ戻すことに成功する。そしてついに、運命の至誠祭の朝を迎えたのだが――!?

サムライドライブ 6巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず、時の流れた現代、東京。一般人による廃刀運動は、「真・帯刀派(=過激派)」の巧妙な扇動により、さらに熱を帯びていた。そんな中、日本有数の剣士高校・至誠館は、「至誠祭」を断行し成功させた代償として、完全閉鎖されてしまう。さらに、齋藤仁が真・帯刀派の銃弾に倒れたことで、一枚岩だった至誠館は「行動派」と「慎重派」の真っ二つに割れてしまう!そんな彼等を嘲笑うかの如く、真・帯刀派の謀略はさらに加熱していき――!?

サムライドライブ 7巻

明治維新後、「廃刀令」は施行されず時は流れた。しかしついに玲爾の巧妙な手口により、真・帯刀派にのみ帯刀特権を残すという「特別廃刀令」が施行されてしまった。玲爾の企みを阻止すべく、名門剣士校・至誠館の奴らは、閉鎖された校舎に立て篭もり抵抗を続けていた。だが、状況は絶望的――。そんな時、生死の淵からついに齋藤仁が帰ってきたのだが、なぜか仁、式守秀人、相馬兄弟、源生徒会長、芹澤將、そして九重春馬という各学年のトップたちが入り乱れた「至誠館頂上血戦」が勃発してしまい!?

サムライドライブ 8巻

仲間の屍の上を突き進み、ついに宿敵・玲爾の前に辿り着いた九重晴馬だが!?…最後の戦いから10年後の伊吹と真樹雄の後日譚も収録の最終巻!