あらすじ美形兄弟が営むチョコレート専門店「クーベルチュール」。その魔法のチョコを食べると、100パーセント恋が叶うと言われていて……?放課後の教室で手にした恋。異国の地でめぐり合った恋。通院先の歯医者さんからもらった恋――。忘れられない出会いを描いた4つの幸せのお話。
ちはやふるの作者、末次由紀の前作。 短編がうまい…! 天才って最初っから天才の片鱗が見え隠れするんだなぁ、と。 芝居がうまいのもそうですが、主人公を中心に置いて人と関わりあうことで本人の心情が上向きになるその過程がうまいと思うんですよね。 押し付けがましくもなく、読み手として見ていて恥ずかしくなったりもしない。 同じくショコラティエ漫画に西洋骨董洋菓子店も失恋ショコラティエもありますが、テーマ同じで別の作者に描かせるとその人の得意な部分、もとい、味が出ますよね…。