あらすじ

危機のさなかにあるサントマリー公国を救うため公女アンジェリックは、ヨーロッパ社交界の華にして“薔薇のプリンス”と称される王子ラクエルの元を訪れた。そこでラクエルが提示した解決策…それは、国が立ち直るまでの形式的な婚約だった。だが、彼女にとってラクエルは幼いころから密かに恋心を抱いていた相手。その相手との偽りの婚約に、彼女の心は揺れ動いて…。
女神の息子 I 薔薇のティアラ

美しく薔薇が咲き誇る王国リースセンブルク。クリスは王立図書館の司書として、女神と呼ばれた前王妃のメモリアルブック編集に携わっていた。そこへ協力を申し出てきたのは、次期国王と目されるプリンス・ミハイル。「勘違いしてはだめ…住む世界が違うのだから。」そう思いながらも、誇り高く使命感に満ちたミハイルの魅力に心奪われてしまったクリスは…!?

女神の息子 II 薔薇のプリンス

危機のさなかにあるサントマリー公国を救うため公女アンジェリックは、ヨーロッパ社交界の華にして“薔薇のプリンス”と称される王子ラクエルの元を訪れた。そこでラクエルが提示した解決策…それは、国が立ち直るまでの形式的な婚約だった。だが、彼女にとってラクエルは幼いころから密かに恋心を抱いていた相手。その相手との偽りの婚約に、彼女の心は揺れ動いて…。

女神の息子 III 女神の娘

「母親と同じ場所に立ってみろ」伝説の大女優を母に持つ、サントマリー公国のプリンセス・ヴィオレッタは、ハリウッドを訪れた。そこで出迎えるのは、サントマリーの映画祭で彼女を挑発した、俳優のようにハンサムな映画監督のリチャード。ところが着いたばかりの彼女を待ち構えていたのは報道陣。なんと彼女は自分でも知らないうちに、超大作映画のヒロインに抜擢されていた!?プリンセスが女優を努める、前代未聞の映画の撮影が始まる…!!