あらすじ

俊彦にサオリが急接近。熟女!?美津子の心中は…!?そして娘の有羽は、不安でいっぱいの若さと格闘しながら、少しずつ自己発掘中。生きてる女の第7巻。婚礼当日、花嫁の心に潜む怪物を描く「棘のない薔薇」同時収録。
イマジン(1)

まわり道も、迷うことも、きっと大切なこと。中途半端だった有羽は、田中洋平との出会いや、母・美津子の生き方を通して、少しずつ自分を見つめてゆく。柔らかな心で、頑張る女の子には、必ず輝くときがくる。

イマジン(2)

自分って一体、何者!?科学や哲学でも極められない答を、それでも求めながら、人は生身で生きている。有羽と洋平、美津子と俊彦…恋し、触れ合い、解り合おうと格闘する姿に、笑い、泣き、人生をイマジンする渾身の力作。【同時収録】Letitbe

イマジン(3)

初めて結ばれた有羽と洋平。ふたりの仲は、これから…という時に、洋平に転勤命令が…。一方本気で美津子に惚れた俊彦は、タヒチまで彼女を追って行った。人生には、約束も保証も無いけど、信じたり、愛したりはOK。【同時収録】絹の手袋

イマジン(4)

有羽と洋平の、遠距離恋愛が始まった。待っているだけじゃ掴めない何かを求めて、有羽は動き出す。一方、有羽の母・美津子は懐妊。俊彦に結婚を申し込まれ…。母と娘、それぞれの恋を通し、女、そして男の本音を描く。

イマジン(5)

臆病で、自信がもてない有羽だけど、洋平との関係を懸命に紡ごうとしている。一方、美津子は、自分の中に宿った生命を慈しんでいる。だが、男達は…!?どんなに弱くても、不完全でも懸命に自分で立つ姿は愛せる!!

イマジン(6)

美津子の宿した“ノアノア”は生まれることなく消えた。その深い苦悩から強く立ち直った母を有羽は“すごい”と思う。不様でも、失敗しても、自分の「生」を一所懸命生きなきゃ…という思いが、ひしひしと伝わってくる。

イマジン(7)

俊彦にサオリが急接近。熟女!?美津子の心中は…!?そして娘の有羽は、不安でいっぱいの若さと格闘しながら、少しずつ自己発掘中。生きてる女の第7巻。婚礼当日、花嫁の心に潜む怪物を描く「棘のない薔薇」同時収録。

イマジン(8)

美津子ママの、心の奥深い所にある男性不信の原因は、思春期のつらい経験。だが、俊彦との旅行でそれを見つめ直し、乗り越え、俊彦との結婚を決意する。一方、有羽は周囲の変化の中で着実に自立への一歩を踏み出す。

イマジン(9)

俊彦との結婚にむけてつき進む美津子ママは、俊彦の実家で家族を前に本領発揮。みんなの心をGET。一方、有羽は会社を退職し、洋平が住む仙台で仕事を見つけ新生活をスタートさせる。自立した生き方をめざして。

イマジン(10)

遠距離恋愛から近距離恋愛になった有羽と洋平だったが、ふたりの気持ちにすれちがいが目立つようになっていく。さらに、有羽は洋平の本心に気づいてしまう。自立を求める有羽の愛と成長のメッセージ。

イマジン(11)

洋平に別れを告げた有羽は、失恋の痛手から立ち直り、本当になりたい自分の姿をイメージして幸せな明日に向かって歩きだす。有羽と美津子母娘の愛と成長のメッセージに満ちた感動のロングランヒット完結編。