あらすじ幼い頃命を救われた代償に魔物に取り憑かれ、千里眼という特殊能力と、短命という運命を背負った雪比古。雪比古を慕う家政婦の千鶴は身も心も彼に捧げ、世間から隔絶された「黒蔦屋敷」でひっそりと日々を過ごしていた。しかし雪比古の存在を疎ましく思う義母の津也子は、雪比古に憑いている魔物を奪い、千鶴を雪比古の兄・泰比呂に嫁がせようとする。残り少ない命の身体を抱え、攫われた千鶴を救いに乗り込んだ雪比古が取った、信じられない行動とは…!? 魔と血とエロスに彩られた、妖艶連載感動の最終巻!