あらすじ

孤独な姿を七生の前にさらけだす「もうひとりの神」は、七生を苦しめ続ける。七生の演じる「影の美女」の存在、そして書き直した脚本に本来の神の姿を呼び戻す鍵が!?
もう一人のマリオネット 1巻

萩野七生(ななみ)はバレエが好きな高校一年生の女の子。発表会でマリオネットを踊り、観客の気持ちをつかむ。偶然それを見た劇団演出家・神真之は、七生の中に演劇の才能を見出し、自分の劇団に入れようと強引に上京させ…。光と影のロマネスク!

もう一人のマリオネット 2巻

バレエのために上京した七生は、演出家・神の影響で、演劇の勉強をはじめる。ところが、神のライバル・天王寺の劇団に、公演予定だった「マリオネット」が盗まれてしまい…。

もう一人のマリオネット(3)

「美女と野獣」の公演直前、野獣役の近藤が、神のライバル・天王寺と密やかに会っているのを目撃してしまった七生。いやな予感を抱きつつ、劇団はついに初日を迎えた…。

もう一人のマリオネット(4)

神の中にひそんでいた、もうひとつの人格…。公演初日、その人格が突然姿を現す。七生の機転で舞台は無事に終了したが、神は役を降りると言い出して!?

もう一人のマリオネット(5)

孤独な姿を七生の前にさらけだす「もうひとりの神」は、七生を苦しめ続ける。七生の演じる「影の美女」の存在、そして書き直した脚本に本来の神の姿を呼び戻す鍵が!?

もう一人のマリオネット(6)

公演中に七生を苦しめた神の二重人格が原因で、劇団は解散の危機に。一方、天王寺は七生を手中に。その頃、神は二重人格の原因を知るために、過去を探っていた…。

もう一人のマリオネット(7)

ついに神の二重人格の正体が判明する!もうひとりは神の双子の黒崎建だった。いつしか二人の立場は逆転し、七生をめぐる争いが続いてゆく。そして、よき相談役の悠貴に不審な言動が…。

もう一人のマリオネット(8)

神の存在を消し、完全になりかわるべく、建は舞台で才能を発揮する。一方、七生は建にも魅かれている自分に気づく。神と建の運命をかけて、舞台は幕を上げる…!!