あらすじ

父親かもしれない梶原のパーティーに、三神とともに出席した花音。だがそれは、三神を自分のものにしようと企む梶原の罠であった。捕らえられたふたりに、梶原のみだらな手が迫る。はたしてふたりに逃れる術はあるのか…。
花音 1巻

バイオリンを天才的に弾きこなす、モンゴルで生まれ育った日本人少女・花音(かのん)。父親を知らずに育った花音は、母親が事故死したあと、音楽家以外なんの手がかりもない父親を捜すため、バイオリニストへの道を歩む決意をする…。天才少女・花音の華麗な恋の物語!!

花音 2巻

天童の渡米で、ひとりになった花音は、若き天才指揮者・三神が理事長を務める音楽学校に入学する。花音は学内コンサートで三神の指揮のもと演奏することに。しかし、特別扱いを受けている花音は、強情な性格も災いして、他の生徒たちから浮いてしまい…。

花音(3)

父親かもしれない音楽家のひとり・沢浩基に、「父さん」と呼びかけた花音。だが、彼は激しく動揺して逃げて行ってしまった。その様子に、自分は生まれることを望まれなかった子供なのかと悩む花音だったが、沢の動揺の影には思いがけない秘密が…。

花音(4)

父親かもしれない梶原のパーティーに、三神とともに出席した花音。だがそれは、三神を自分のものにしようと企む梶原の罠であった。捕らえられたふたりに、梶原のみだらな手が迫る。はたしてふたりに逃れる術はあるのか…。

花音(5)

三神が結婚したことで落ち込む花音。だが、すぐに三神は花音のいる学校に戻ってきた。しかも、花音の父親かもしれない指揮者のケント・グレゴリーを連れて。自分の父親なのかどうか確かめるため、グレゴリーに接近する花音は…。

花音(6)

花音の父親・グレゴリーが急逝したあと、ついに花音と三神は結ばれた。幸せに包まれるふたりは一路日本へ。一方、天童はグレゴリーの遺書を発見。その遺書には、花音の本当の父親の名前が書いてあった。その名前は…。