あらすじ

津軽の記憶とともに、ひなの呪いの言葉を思い出した鈴。胸をえぐる記憶に涙するが、ひなとの決着をつけるため対峙する。物語は最終局面へ。想いの果てに見つけたそれぞれの愛の形とは――?
明治メランコリア 1巻
変わってしまったのは津軽(つがる)?それとも――!?女学生・鈴(すず)と青年・津軽の年の差LOVE、本格スタート!時は明治、少女時代に遊郭から身請けされた鈴も15歳。ひとまわり以上、歳の離れた津軽を想う鈴だが、近づこうとすればするほど、津軽が解らなくなってきて――!?明治時代を生きる女学生・鈴の、愛と波乱の物語。
明治メランコリア 2巻
女学生鈴(すず)と青年津軽(つがる)、二人の想いは引き離され──!? 津軽が何かを隠していると知り、突きとめようとする鈴だが、突然の口づけに動揺し、その場を立ち去ってしまう。その直後、何も告げずに津軽は行方をくらませる。そんな時、血の繋がらない兄・春時(はるとき)が帰ってきて!?
明治メランコリア 3巻
露西亜密偵として追われる想い人・津軽。尉官候補生・平賀の言葉。少女はこの恋で、さらに女性へと成長する……!? 行方をくらました津軽を捜す鈴。旧知の間柄である海軍大尉・半次郎から、津軽が日本の密偵である、ある女性と共にいると知らされる。動揺を隠しながら、津軽を追いかけ、ついに異国の地へ旅立つことを決めるが、その裏で、半次郎とその部下・平賀の思惑もうごめいて──!?
明治メランコリア(4)
津軽(つがる)を追いかけ、仏蘭西へ渡った鈴(すず)は、津軽と再会を果たす。抱えてきた疑問をぶつける鈴。だが、津軽から返ってきた答えは…。それぞれの思いが交錯する仏蘭西編。謎を解く鍵は、津軽の元恋人・ひなが持つ!?
明治メランコリア(5)
ひなに連れ去られた津軽(つがる)を捜し、愛染(あいぜん)の別荘にたどり着いた鈴(すず)。そこで見たのは地下に繋がれた津軽の姿だった。疲弊した津軽の口から、初めて聞く言葉。少女と青年の恋、新たなる局面へ―――!!
明治メランコリア(6)
津軽と両想いになったあの仏蘭西での出来事から2年、鈴は17歳となっていた。津軽と交わした約束を日本で待っていた鈴だったが、鈴のもとを訪れたのは、鈴の祖父を名乗る秋山篤治郎だった。篤治郎は秋山の血を引く鈴に対し、婿を取り、跡継ぎを産めと言い放つ。突然の暴言に唖然とする鈴。そして、鈴の前に婿候補が現れて!?
明治メランコリア(7)
すべての記憶を失い、津軽(つがる)、春時(はるとき)の顔も覚えていない鈴(すず)。一方、2年ぶりに鈴と再会した津軽は、鈴であり、鈴でない彼女に焦りを感じ、彼女を傷つける行動に出てしまう。以後、鈴は津軽を避け、傍にいてくれる春時に心を寄せるようになり…。
明治メランコリア(8)
記憶をなくし、未だ大切な人たちとの過去を思い出せない鈴(すず)。一方、愛染(あいぜん)は自らの野望を叶えるための駒として鈴を手にいれようとしていた。愛染が危険な人物と知らぬまま、鈴は愛染と二人きりとなり――!?
明治メランコリア(9)
春時と口づけを交わした鈴。だが、春時が一瞬見せた苦悩の表情に鈴の心は沈んでいく。一方、津軽は鈴との距離を縮めようと贈り物をしたり、照れてみたりと、らしくもない行動を取ってしまう。しかし、それが鈴の心を動かすきっかけとなり――!?
明治メランコリア(10)
津軽の記憶とともに、ひなの呪いの言葉を思い出した鈴。胸をえぐる記憶に涙するが、ひなとの決着をつけるため対峙する。物語は最終局面へ。想いの果てに見つけたそれぞれの愛の形とは――?
明治メランコリア(11)
想いを確かめ合い、再び両想いになった鈴と津軽。河内の結婚話を機に、鈴と津軽の未来も動きだす。幸せな結婚に期待を膨らます鈴。だが、物語は予想外の展開へ! 明治時代の歳の差ラブ、感動の終幕へ!!
姫始め、しよ。 彼と彼女の夜明け

姫始め、しよ。 彼と彼女の夜明け

「しってた? こういうの“姫始め”っていうんだってさ」いいながら、彼は私の胸を舐め、秘部に指を添わせて――初カレと過ごす初めての年越し。恋人同士なら、クリスマスにつづいて絶対ハズせないイベントよね。楽しい思い出にしたいから、年越しそばは有名店をチェックしたし、初詣もご利益がありそうなところを選んだけれど……?
星降る王国のニナ

星降る王国のニナ

星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、その美しき瞳ゆえに、フォルトナ国第二王子、アズール・セス・フォルトナに見出される。三ヶ月後に、大国ガルガダの王位継承権を持つ第一王子のもとに嫁ぐはずだった姫巫女アリシャの身代わりとして。姫として作法を学び、美しく着飾り、大国を欺くことを求められたニナは、運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。王宮恋愛ファンタジーの幕開け!
ドS社長に奪われる夜

ドS社長に奪われる夜

「いい声で啼かないと、クビにするぞ」 仕事は有能なのに、私事はワガママ放題な社長のヤラしい命令には絶対服従!? 初めは淫らな仕事だったはずなのに、だんだんその仕事を心待ちにしている私がいる……。御曹司の専属メイド、元秘書♂からの快感指導、芸能プロ社長のスケベプレイ……etc、ベッドでオフィスで!? 高慢な社長とのエッチ満載デジタル限定アンソロジー。
溺愛カレシの過剰な求愛

溺愛カレシの過剰な求愛

「今日もおまえを食ってやる」 ヤクザの若頭との禁断愛、良家の旦那様との格差愛、ご近所さんとの近距離恋愛……優しい愛撫と、時おり見せる雄の表情に、私の心と体は翻弄されっぱなし!? 青山りさのコミックス未収録作【ヤクザの若頭】×【天才女性シェフ】の絆されラブ『アツアツな恋を召しあがれ』を筆頭に甘エロ作品が満載! もう彼の溺愛から逃れられない、デジタル限定アンソロジー!!
明治緋色綺譚

明治緋色綺譚

明治中期、少女・鈴(すず)は吉原の廓に売られていたが、縁あって呉服屋の御曹司・津軽(つがる)に身請けされる。自分を救ってくれた津軽に感謝していたが、彼がなんの為に大金をはらって自分を救ってくれたのか解らない鈴。何も話さない津軽の本心を探ろうとするけれど!?――ふたりの運命の恋が緩やかに動き出す、明治の恋物語。
氷の女王

氷の女王

シャイでなにもとりえがない中学生・ニカは、ある日、同じクラスの地味メン・七緒(ななお)がフィギュアスケートの練習をしているかっこいい姿を目撃する。自分も真似して滑ってみると、楽しくて気持ちがよくて、何だか自分じゃないみたい!その姿を偶然彼に見られ、「スケートのセンスがあるね」とほめられて――!?『明治緋色綺譚』のリカチが描くフィギュアスケート・ラブ!
いばらの泪

いばらの泪

“ただ眠って待つだけのお姫様”それは真希の心に刺さる棘のひとつ。その棘を抱えたまま、大人になった彼女に新たな恋の予感が訪れる…その子は初恋のあの人に少し似ていて、真希の心は否応なしに高鳴る。だけど…結果は…また繰り返してしまう。あの時もこの時もいつも同じ。どうしても恋を奪うことができない…。しかし、そんな彼女を待つもうひとつの恋が…。揺れる恋情と泪切なく…可憐な絵柄でリカチが綴るLovestory.※あとがきは収録していません。
空色ガールフレンド

空色ガールフレンド

私はジュリエット、貴女はロミオ…可憐な小悪魔・樹里が広海にかけた、恋の呪文。奔放な天使でもある樹里から戸惑いつつも味わう、想いの欠片…煌めくそれらはいつしか広海の心を切なく埋め尽くす。少女と少女の交差する想いは、どこへ向かうのか?目眩く万華鏡のような思春期少女ロマンス。※あとがきは収録していません。
王様とわたし リカチ短編集

王様とわたし リカチ短編集

まるで王子様のような外見の理王にひとめ惚れした萌黄(もえぎ)。告白するも、「召し使いなら」とスゴイ切り返しをされて!?『彼女』を目指して、甘いもの好きの独裁王に仕えはじめるけれど……。ラブ・エンターテイナー・リカチの衝撃ラブコメ、表題作を含む5編を収録![収録作品]ビューティフルドリーマー/幸せの青い鳥/愛しのシナモンロールの君/ワタシのメロメロなアナタ/王様とわたし