蓮は両親の不思議な能力に囲まれて育った7歳。でも学校でそのことを話しても嘘つき呼ばわりされるばかりで…!?輪と亜梨子の息子・蓮の冒険を描く『ぼく地球(タマ)』次世代ストーリー、第1弾!!
輪と亜梨子の息子・蓮の周りで起こるフシギな出来事。それをクラスメイトに証明したくてムキになる蓮だったが…。そんな蓮の額に現れたキチェ。亜梨子は木蓮の生きた証として蓮に聖歌(キサナド)を教えようとするが、気持ちばかりが焦ってしまい…!?
蓮が道端で拾った子猫。「運命の出会い」を信じる蓮はその猫を家で飼おうとするが、輪が猛反対。その理由とは…!?
蓮のサイコメトリ能力を訓練するために結成した「フシギ探偵団」がいよいよ始動!!初めての依頼人はトルコ人を父に持つ美少年・樹野ラーレ。ラーレはいなくなった母親の居所と、いなくなった本当の理由を知りたいと言うのだが…!?「ぼく地球」次世代ストーリー!!
輪に自分と同い年の頃に使っていたというキャップを貰った蓮。ある日近くの神社の鳥居の下で、フシギな声を耳にする。そこに現れたのは同じキャップを被った少年。舞い散る桜の中を走り抜ける彼を必死に追うのだが──!?
輪から貰った帽子から過去の情報をサイコメトリした蓮は、少年時代の輪のような行動を繰り返すようになる。その後自分を「S」だと名乗り、様子がおかしい蓮。ある夜見た、少年の夢の謎を解くためにカチコ達と東京タワーへと向かった蓮は、紫苑=輪の記憶に翻弄されて──!?
依然、8歳の頃の輪に似た行動をとる蓮。そんな様子を心配するカチコはカプつんと共に田村と晴彦の元を訪れ、16年前の出来事を聞くが!?一方、蓮はかつての輪が出来なかったことをしようと、亜梨子からすべての植物を枯らすという「黒聖歌」を聞き出そうとするのだが──!?
輪に蓮の前から姿を消すよう告げられた紫苑。了承した紫苑は一時的に木蓮と二人で蓮を預かり、二つの願いを蓮に伝える。その想い、願いとは──!?「帽子の記憶」編フィナーレ!!
産みの母と卵の母…2人の母親がいることを知ったカチコ。彼女は産みの母であるパメラに会うためアメリカ行きを決意。蓮と輪もカチコと同行することになり!?そこで彼らを待っていたのは!?中学時代の輪を描いた読み切りも同時収録。
蓮や輪と米国・ボストンを訪問中のカチコは、未来路の留守中に生みの親であるパメラと対面する。再会を喜ぶパメラは、カチコと蓮を家に招き、同じ時間を過ごそうとするのだった。そんな中、こっそりパメラの自室に忍び込んだ蓮は、サイコメトリで驚愕の真実を知り──!?
帰国直前のカチコに呼び出された、パメラ・ソル・未来路。本音で話し合う3人の選択とは…?帰国後、蓮たちはバカンスのため海へ!しかし、旅館から輪が突然失踪。同じ頃なぜか紫苑も消えてしまう。心配する木蓮と蓮の前で、輪のPC画面に見知らぬ幼女が映し出され──!?
失踪中の輪が中学時代の同級生・芝浦コウに発見され無事帰宅した。一方、未だ紫苑の行方を探す木蓮は霊視能力のあるコウに協力を依頼。PCで紫苑との交信に成功するが、紫苑が伝えたのは5年後の衝撃的な未来で…!
輪は遥か時の壁を越えて、紫苑を連れ戻すことを決意。そして、辿り着いた場所で出会ったのは──!?「ぼく地球」次世代編の第13巻。
輪に引き続き、『生死の境』に迷い込んだ紫苑とちまこ。そしてちまこを救うべく蓮もその世界へ。そこで彼が見たものは…? 今は亡き人々が暮らす世界で、皆の想いが交錯する──!
『生死の境』で行き交う皆の想い…。前世を巡る感動の再会が果たされる中、遂に蓮の前世が明らかに!? その人物とは…?特別編「雨の日のピクニック」も収録して、「ぼく地球」次世代編、堂々完結!!
元々は『ぼくの地球を守って』を長年愛読してくださってるファンの方々へのお礼として読み切りのつもりで描かれたそうです。完結から約10年を経ての続編になるので絵柄はだいぶ違います。かなり現代風です。最初は亜梨子と輪の息子である蓮くんの成長物語なのですが、最終的には〈亜梨子と木蓮〉〈輪と紫苑〉の関係がある形でようやく決着を迎えることになるので、この続編でも主役はやっぱり亜梨子と輪だったなと思いました。しかし両親の力を受け継いだ蓮くんの存在が大きな意味のあるクライマックスをもたらしていて感動しました。『ぼく地球』のもう一つのラストとしてぜひ読んでほしいです…と言い切りたいところですが、物語はさらに続編の『ぼくは地球と歌う 「ぼく地球」次世代編II』へと繋がっていきます。
元々は『ぼくの地球を守って』を長年愛読してくださってるファンの方々へのお礼として読み切りのつもりで描かれたそうです。完結から約10年を経ての続編になるので絵柄はだいぶ違います。かなり現代風です。最初は亜梨子と輪の息子である蓮くんの成長物語なのですが、最終的には〈亜梨子と木蓮〉〈輪と紫苑〉の関係がある形でようやく決着を迎えることになるので、この続編でも主役はやっぱり亜梨子と輪だったなと思いました。しかし両親の力を受け継いだ蓮くんの存在が大きな意味のあるクライマックスをもたらしていて感動しました。『ぼく地球』のもう一つのラストとしてぜひ読んでほしいです…と言い切りたいところですが、物語はさらに続編の『ぼくは地球と歌う 「ぼく地球」次世代編II』へと繋がっていきます。