あらすじ

真珠――夜ごと繰り返される禁忌に、お前の身体が示す愉悦。身も心も総てお前を囚えたつもりだった。けれどこの心の中の甘い疼きも、身体に灯る快楽も、嫉妬という名のどす黒い感情さえもが、今ではお前への愛の証。それでもまだ、お前は気づかない。その足元にひざまずくほど、強く囚われた我が想いに。
囚 愛玩少女 1巻

真珠――俺が手に入れ名づけた、美少女。俺だけに従い、俺だけを感じるために調教されてゆく少女。お前に教えてやろう。身も心も総て囚われるということの快楽を…。大人気シリーズ「禁断」の礎となったもう1つの秘話が今、そのベールを剥いで衝撃の姿を現す!!

囚 愛玩少女 2巻

紫蓮――初めて私を美しいと言ってくれた人。彼はその時から私の全てになった。夜ごと彼に施される抗い難い快楽に、私は創り変えられ、囚われてゆく。彼にとって私はただの「愛玩物」なのだと知らされた今でも、私はそこから逃れられない。今宵もまた深い闇の中で繰り返される、2人だけの睦言。

囚 愛玩少女(3)

真珠――夜ごと繰り返される禁忌に、お前の身体が示す愉悦。身も心も総てお前を囚えたつもりだった。けれどこの心の中の甘い疼きも、身体に灯る快楽も、嫉妬という名のどす黒い感情さえもが、今ではお前への愛の証。それでもまだ、お前は気づかない。その足元にひざまずくほど、強く囚われた我が想いに。

囚 愛玩少女(4)

紫蓮――私の愛しい人。例えこの想いが叶わず、貴方の心が私にはないのだと思い知らされても、私はもう貴方を愛することを止められない。夜ごと繰り返される辱めに、心が引き裂かれようとも、貴方を失う恐怖がそれを凌駕してゆく。けれど共にいたいという願いさえもが、奪われようとした時…。

囚 愛玩少女(5)

真珠――お前を手放してから、この胸が張り裂けそうだと叫んでやまない。許されることではないと、そんな資格を持たないとわかっていても、いっそお前をさらってしまいたいという欲望に囚われていく。真珠の社交界デビューの夜、残酷で皮肉な運命は再び回り始め…。

囚 愛玩少女(6)

紫蓮――ただの人形でしかない私にこんなに優しくしてくれるのは何故?嬉しさより、貴方が消えてしまうかもしれないと思う不安のほうが大きくて、どうしたらいいのかわからない。激しくうねりだした運命の前に2人は…。大人気シリーズ「禁断」へと繋がる、紫蓮と真珠の運命の恋、ついに完結!!