あらすじ真珠――夜ごと繰り返される禁忌に、お前の身体が示す愉悦。身も心も総てお前を囚えたつもりだった。けれどこの心の中の甘い疼きも、身体に灯る快楽も、嫉妬という名のどす黒い感情さえもが、今ではお前への愛の証。それでもまだ、お前は気づかない。その足元にひざまずくほど、強く囚われた我が想いに。