大きな石が卵を産み、その中から金色の眼の猿が出てきた。その石猿は手に負えない乱暴者で、石の門を開け、その先にあった御殿、スイレン洞でビ・コウ王と名乗り、毎日好き勝手に暮らした。そして300年経ち、不老不死の薬を求めて旅に出た石猿は、仙人のもとで67年間厳しい修行を行い、修行の果てにキント雲を授けられると、孫悟空という名をつけられた!そしてここから、孫悟空の大冒険が始まる!!※この電子書籍は1945年発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。