あらすじ

明治十九年、東京。徒手の強者たちが集った『無刀御前仕合』に参戦した雪村風太郎。武器は、両手に秘めた米国仕込みの武術・“ボクシング”!! 第二仕合、風太郎は父の仇である杉田厳狼斎と巡りあう。厳狼斎は暗器の使用もいとわぬ酷薄非道の男。日本最強の暗殺者を相手に風太郎の運命は……!?
明治異種格闘伝 雪風(1)

明治十九年、東京。侯爵・柴原典膳が主催する『御前仕合』。徒手空拳の達人たちが命をかけて戦うそのトーナメントに一人の少年が参戦する。少年の名は雪村風太郎。武器は両手に秘めた米国仕込みの武術・“ボクシング”!!風太郎の第壱仕合の相手は古今無双の大横綱・天鳳だった。強すぎるがゆえに3つの必殺技を封じられていた大横綱がその力を解放し、風太郎に襲いかかる!!

明治異種格闘伝 雪風(2)

明治十九年、東京。徒手の強者たちが集った『無刀御前仕合』に参戦した雪村風太郎。武器は、両手に秘めた米国仕込みの武術・“ボクシング”!! 第二仕合、風太郎は父の仇である杉田厳狼斎と巡りあう。厳狼斎は暗器の使用もいとわぬ酷薄非道の男。日本最強の暗殺者を相手に風太郎の運命は……!?

明治異種格闘伝 雪風(3)

明治十九年、東京。徒手の強者たちが集った『無刀御前仕合』。拳闘者・風太郎(ふうたろう)は仇敵・厳狼斎(げんろうさい)と死合する!! 日本一の暗殺術を駆使する厳狼斎がついに本気を出した。即座にボクシングの弱点を見抜いた厳狼斎に“左”を封じられ地に組み伏せられた風太郎。死地にたった風太郎の運命は!?

明治異種格闘伝 雪風(4)

『無刀御前仕合』に雪崩れ込んだ帝国陸軍の手により、主催者の柴原典膳(しばはら・てんぜん)とともに牢獄へ収檻されてしまった風太郎(ふうたろう)と『無刀御前仕合』出場闘士たち。死刑が迫るなか、風太郎たちの元へ帝国陸軍中将・新沼権兵衛(にいぬま・ごんのひょうえ)が訪れる。脱獄を手引きする代わりに新沼が提示した条件は“虎太郎(こたろう)の暗殺”!! 風太郎たち7人は、徒手で帝国陸軍東京鎮台に殴りこみをかけることに…!!