あらすじ「そうか…これが嬉しいということなのか」長年孤独に暮らしてきた盲目の道士ムンリョンは、冬の匂いのする子どもパルジェを拾う。記憶も感情も失くし、空っぽだったパルジェは面倒を見てくれるムンリョンに懐き、一途に慕いながら感情を学びはじめる。しかし、ふたりの出会いはこれが初めてではなかった。三年後、パルジェが倒れたことをきっかけに旅に出たふたりは、彼らですら覚えていなかった過去に直面する――!