あらすじ

生まれつき体が弱く、ずっと入院生活を送ってきた嵐流星。そんな10歳の息子に「生きる喜びを実感させたい」と考えた柔道家の父親は、院内のリハビリルームで柔道の稽古を始めさせた。それから3か月後、あまりの厳しさに流星が「やめたい」と言い出すと、父は無理やり流星を少年柔道大会の会場に連れて行き…!?
武心 1巻

生まれつき体が弱く、ずっと入院生活を送ってきた嵐流星。そんな10歳の息子に「生きる喜びを実感させたい」と考えた柔道家の父親は、院内のリハビリルームで柔道の稽古を始めさせた。それから3か月後、あまりの厳しさに流星が「やめたい」と言い出すと、父は無理やり流星を少年柔道大会の会場に連れて行き…!?

武心 2巻

流星に投げられた小金丸が骨折してしまい、もともと5人ギリギリの町田道場は、このままでは3日後の現代柔道世界大会に出場できなくなってしまう!責任を感じた流星は、この大会では武心館を抜け、町田道場から出場することを決意する。町田の他のメンバーはやる気のない面々ばかり。そんな中、ついに大会が開幕するが、果たして1回戦の相手とは…!?

武心(3)

女であることを隠して出場した真弓は、苦しみながらも武心館の選手を2人抜く大健闘!だが、次の相手・大上は大柄な重量級選手。「後ろ襟を取られたらパワーで振り回される」との流星のアドバイスを受け、大きく手を上げて組み手に臨むが、それでも防戦一方の状況に。ついには「指導」を受け、再開後すぐに後ろ襟も取られてしまうが…!?

武心(4)

現代柔道世界大会に出場中の流星と五条橋との大将戦は、急所攻撃以外を認めるデスマッチ形式に!スポーツ柔道とは明らかに異質な、武道としての真剣勝負を見せる2人に、最初は戸惑っていたギャラリーもいつしか声援を送り始めていた。当初は劣勢だった流星も、互角の攻防に持ち直し、試合はいよいよ最終局面へ…!!

武心(5)

城内に潜んでいる暗殺者からプリンセスを守るため、部屋の外でひとり警備をする流星。そこに現れた従者のひとりに侵入者と勘違いされ、大勢の従者を呼ばれてしまうが、偶然その中に流星を知っていた男性がいて、なんとか誤解が解ける。だが実は、その者こそプリンセスを狙う殺し屋で…!?遠ざかる意識の先に見えるものは?そして流星はプリンセスを守りきれるのか…!?武道伝説、ついに完結!!