ヤクザを助け、またそのヤクザに助けられてしまうという突然の出来事もあったが、ひとまず失った職をどうにかしなければならない。ポストの中には喫茶店アルバイト募集のチラシが入っており、寧々はその喫茶店で面接を受けることにする。面接は呆気なく終了し、即採用。安堵していると、あのヤクザの男・奏多が来店。「ここ俺の店。バイト受かったんだ良かった」その言葉に違和感を覚え、気付いた時にはもう彼の手の内。早くも奏多のペースに乗せられてしまった寧々は、彼の誘いも断りきれず食事をすることに。すっかり酔いが回ってしまった寧々は、その状況がまんざらでもなく、奏多も寧々の色気に押され、情欲のまま乱れ二度目のセックスに溺れてゆく……!
奏多が喫茶店に忘れたスマホを彼が経営するホストクラブまで届けに行くことになった寧々。賑やかできらびやかな世界を横目に、寧々は自分の役目を終えさっさと帰りたいと願っていた。寧々の前に現れた奏多はいつものように余裕のある態度で彼女に近づく男たちを制裁。手際よく寧々に近づいた奏多はそのままVIP部屋に案内し、他の男に触れられた寧々の体を自分で上書きするかのように触れていく……。寧々自身も彼に触れられることを拒めず、心地よさと痺れるような快楽に溺れていった。奏多に優しく愛された帰り際、華やかな出で立ちの女性に何気なく言われた一言に寧々はハッとする。鏡に映る自分は、奏多が生きているこの世界には不釣り合いな姿で……!?