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就職を控えた大学生の燈(あかり)は、中学まで住んでいたかつての故郷である山里の村を訪れる。そこには年上の幼なじみ・一鷹(いちたか)がおり、彼の家への訪問は毎年恒例になっていた。ところが、なぜか村人からは「よそ者は災いを運ぶ」と嫌われ、心ないことを言われてしまう。そんな村人達を、地主の息子でもある一鷹は毎回いさめてくれるのだがーー。そしてその夜、いつも通り一鷹の家族と楽しく食事をし、彼が住んでいる離れで二人きりになると、去年の夏の訪問を覚えているかと聞かれる。覚えていると答えると、一鷹から更に「キスをしたことは?」と問われーー…?自分が知らない記憶があるーー!? 鈴代が贈るミステリアス・ラブ始動!!【フィカス】