あらすじ

「日本クラブユース選手権」の本大会出場を懸け、地区代表決定戦に進出した城ケ丘SC。Jユースの強豪・ボガータ兵庫との試合は、先制点を許すものの、茂木の決死のダイビングヘッドで1対1に追いつく。が、ボガータのエース小泉がずば抜けた“個の実力”を見せつけ2点を追加。城ヶ丘は、その自信と守備を打ち砕かれる!さらにチームワークを揺るがす爆弾発言が追い打ちをかけ……?城ヶ丘、追撃なるか!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(1)
蒼き原石たちは日本代表を目指し、未来への挑戦者となる!──僕だって小野や稲本になれる!小6の茂木但馬(もぎたじま)と江守一也(えもりかずま)は、クラブチームから有望選手を選抜する育成システム“トレセン”を目標に、日夜練習に励む!セリエAを描いた『VIVA!CALCIO』に続き、夢に向かって突き進む姿が胸を熱くする本格少年サッカー漫画、起動!効果抜群、必読の『サッカークリニック』も収録!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(2)
合格?不合格!?「シエロSC」セレクション(選抜試験)、結果は!?──初心者ながら壮大な夢を語る破天荒な少年・茂木但馬は、U(アンダー)-12のエース森村が所属する「シエロSC」のセレクションに挑戦する。ミスが続いた茂木は、最後のミニゲームで挽回しようとして力余り、同じ受験生に飛び蹴りを喰らわせてしまう。茂木の魅力にひかれる江守は、自分の所属する城ヶ丘FCジュニアに入って欲しいが……!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(3)
“秘密兵器”茂木!?──城ヶ丘FCジュニアに入団した但馬は、杖をついた不敵な老人・伊集院監督の特訓により、シュートコントロール、フェイント、ジャンピングヘッドと、驚異的な速さでサッカー技術を身に付ける。そして、強豪シエロSCも出場する新人交流大会が開幕!シエロ創立者である天野監督、そしてその恩師である城ヶ丘・伊集院監督。二人が一目置く茂木の初戦の行方は!?ヴィッセル神戸ユース取材日誌も収録!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(4)
実力者・大沢をシザースフェイントで抜き去った茂木のボールが、チームメイト金田の呪縛を解く!新人交流大会1回戦。塩崎FC分との試合は、茂木の出場により流れが変わった。一方、茂木がライバル視する森村が所属する常勝軍団シエロは、堅守・浜岡中とぶつかる。1年ながら背番号10の天才児・森村の驚愕の技とは!?そして準決勝、城ヶ丘FCvs.シエロSC戦、開幕!トレセン解説『サッカークリニック』も必読!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(5)
常勝軍団シエロに飽くなき闘志で城ヶ丘が反撃する!準決勝、城ヶ丘FCvs.シエロSC。トレセンの選手5人と天才児・森村を擁(よう)する優勝候補シエロの攻撃力は凄まじく、前半で先制された城ヶ丘は、茂木の突破力により反撃に出る。シエロは森村を中盤からDB(センターバック)に下げ茂木封じに出て、後半3分、2点目を追加!想像を超える激闘の行方は!?──そして春、茂木たちは中学へ入学する!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(6)
──春。茂木と江守は楓中学へ進学する。そこで出会ったのは、ジュニアでシエロ・森村と評価を二分していた元・城ヶ丘FCジュニアの長谷部!楓中サッカー部キャプテンは、強豪二ノ宮中との練習試合で、長谷部に助っ人を頼むが断られる。「代わりの助っ人」として出場した茂木が一人で頑張る試合を見つめる長谷部は……?仲間から孤立したためサッカーを辞めてしまった長谷部を、茂木がフィールドへ引き戻す!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(7)
U(アンダー)-13の試練!!日本代表への一つ目のステップ・地区トレセンセレクションを控え、4名の枠を狙う城ヶ丘FCジュニアメンバーたち。元・城ヶ丘ジュニアの実力者・長谷部の復帰も加わり、残り一つの枠に選ばれるかと不安になる江守。茂木・長谷部・金田の励ましにより自主練習に励む江守の前に、茂木を訪ねて一人の少年が現れる。ブラジルからの未知なるライバルも登場し、ついに地区トレセンセレクション開始!!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(8)
日本代表という夢への最初の扉、“地区トレセン”のセレクションが始まった!「負けたチームは全員不合格」という厳しい選考条件下、「城西イーグル」の山口とカルロス、「シエロ」の天才児・森村が圧倒的な実力を見せ合格する。いよいよ茂木たち「城ヶ丘FC」4人の出番となるが、手違いからチームのGK(ゴールキーパー)は、なんと初心者の宮に。不安一杯でゲーム開始となるが、なんと先制点は致命的なミスで……!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(9)
圧倒的実力を誇るカルロスの孤独な誓いとは……?トレセン最終選考は、Aチームに茂木・江守、そして「シエロ」の天才児・森村が入り、そして対するBチームに長谷部・金田、そして「城西イーグル」の山口とカルロスが入って試合開始。激闘の先制点は、チームメイトを見下すカルロスが誰にもパスを出さず、個人技を見せつけラボーナで決めた。チームメイトの裏切りに遭ったというカルロスの過去を耳にした森村は──?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(10)
本物の原石は、お互いにぶつかり、磨き合って、輝きを放ち始める──!城ヶ丘地区トレセン最終選考は、激闘の末、幕を閉じた。茂木、江守、長谷部、金田、そして森村、カルロス、山口、宮も念願の合格を果たした。過去に例のないほど豊かな才能が集まる今年のU-13。飛び級でU-15の試合に参加する者が出るのでは、との期待も高まる中、カルロスが帰国するとの報せが……!?そして、いよいよトレセンの練習が始まる!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(11)
「サマーカップ」開幕!!それは県下11地区のトレセンと、Jリーグ加盟のジュニアユースチームも参加する、U-15県トレセン選考会を兼ねた大会。U-13ながら飛び級で出場を狙う茂木は、城ヶ丘FC伊集院監督の教えを受け、特訓を開始!一方、去年のサマーカップで準優勝した香坂トレセンの早瀬は、U-12の時に天才児・森村を破りナショナル入りしたと傲岸不遜に語る。そこには“実力以外の理由”があった──!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(12)
天才児、崩壊への序曲──!?U-15県トレセン選考会を兼ねた「サマーカップ」。U-13から飛び級で森村、長谷部、そして茂木が選ばれた城ヶ丘トレセンは、初戦、堅守の朝霜トレセンと当たる。後半5分、天才児・森村のまさかのミスから先制を許した城ヶ丘は、逆襲を狙い、茂木をフィールドへ送り込む。朝霜戦の行方は……?そして、香坂トレセン・竹林監督と早瀬の卑劣な心理的挑発より、森村に焦りと迷いが訪れる!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(13)
戦う姿勢を問う!サマーカップ決勝トーナメントを懸けた香坂トレセンとの試合は、早瀬の挑発でPKを与えてしまった天才児・森村がベンチに下げられる。早瀬の姑息なプレーの数々に、城ヶ丘の怒りが爆発。勝ちを諦めないプライドで正々堂々と逆襲を狙う!一方、失速の原因である過去の因縁を、森村に直接問いただした反町の拳が炸裂し……!?森村は過去を乗り越えられるのか?そして決勝トーナメントの行方は?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(14)
悪辣な手段──!?サマーカップ準決勝、城ヶ丘トレセンは、前年度の優勝チームでありJリーグクラブ「ボガータ兵庫」のジュニアユースチームとの対戦となる。ボガータ圧勝と思われた試合は、城ヶ丘を地区トレと舐めてかかるプレーと、集中力の途切れない城ヶ丘の勢いで拮抗。そして、過去の因縁を乗り越えようとする天才児・森村が、逆境からの復活を見せる!だが、続く決勝戦、香坂トレセンの竹林監督は、汚い手段で……!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(15)
傲慢な指揮官!?──虚栄心を満たすために選手を捨て駒のように扱う香坂トレセン・竹林監督。その悪辣なやり方に、城ヶ丘の怒りは心頭に!U-15県トレセン選考会を兼ねるサマーカップ決勝戦、城ヶ丘の相手は、予選リーグで敗れた前年度準優勝チーム・香坂トレセンだった。ところが、香坂トレセン竹林監督の策略により、反町が出場停止に!逆転につぐ逆転となった激闘の行方は……?サマーカップ決勝戦、ついに決着!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(16)
「サマーカップ」優勝から二年半、茂木達はユース世代、U-18となった!城ヶ丘FCのメンバーたちはそれぞれ岐路に立つ。高校サッカー選手権を目指し強豪校へ進学する者、Jリーグクラブ「ボガータ兵庫」へ入団予定の者……。が、そこに新たな道が現れた!城ヶ丘FCとシエロSCが合併し、ユースカテゴリーを新設!?──高校サッカー部・クラブチームの日本一を決める各大会を解説した「サッカークリニック」も収録!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(17)
「グランヴォーチェ城ヶ丘SC」創設!高円宮杯全日本ユース出場という高い目標を掲げ、日本クラブユース選手権のタイトル奪取を目指す!伊集院総監督は、チームの実力を測るため練習試合を組む。対戦相手は、なんと茂木と森村が入団を辞退した「ボガータ兵庫ユース」。一年中心の新生グランヴォーチェが、Jリーグ傘下の強豪ユースチームとしのぎを削る!クラブユース選手権予選までにチーム力の大幅アップが必須だが…!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(18)
個の力vs.組織力!元城ケ丘FCの反町たち5人が新たに加わった新生グランヴォーチェは、「クラブユース選手権」地域予選に向けて、チーム力の大幅アップを図る。練習試合の相手は、冬の高校選手権県代表の強豪・芝山一高(芝一)!試合は1対1のまま後半に入り、グランヴォーチェは茂木、森村、反町の個人技で芝一の組織力を崩そうとするが、2点目を決められリードを許してしまう。勝者と敗者の境界線はどこに……!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(19)
新生グランヴォーチェ城ヶ丘、初の公式戦!対戦相手は、前年度二位の実績を持ち、体力を武器に激しく戦う強豪「虎池FCガーズ」。しかも、反町と諸見里(もろみざと)が高校のサッカー部を辞める原因となったチームだった!試合は互角の立ち上がりを見せるが、「サッカーは格闘技」を標榜する虎池が攻撃の狼煙を揚げる。先制点は……虎池!警告(イエロー)連発、猛烈なハードチェックプレーに城ヶ丘は──!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(20)
決勝トーナメント進出!「日本クラブユース選手権」地域予選リーグをC組1位で突破したグランヴォーチェ城ケ丘。決勝トーナメント1回戦の相手は、御陵川(ごりょうがわ)FC。守護神・藤(ふじ)をGKとする御陵川は、楽に倒せる新参チーム・城ヶ丘を初戦の相手にすべく、わざと予選リーグを2位で通過していた!守護神・藤の鉄壁の守りの裏には、シューターの心理を見抜く目があった。PKは心理戦。どうシュートする!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(21)
「日本クラブユース選手権」決勝トーナメント一回戦、対戦相手は御陵川FC。天才児・森村のPKをも止める超守護神・藤を相手に0対0で試合は進み、延長戦も後半残り3分。PK戦に絶対の自信を持つ御陵川の余裕が、城ヶ丘を追い詰める。鉄壁のGK・藤に放つ決勝ゴールとは──!?そして城ヶ丘は、地域予選を三連覇中の常勝チーム夙沢(しゅくさわ)サザンと激突。その10番・緑川魁は、元Jユースの主力選手だった!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(22)
「日本クラブユース選手権」地域予選の決勝トーナメント準決勝。Jリーグユースチームとの本大会出場決定戦への進出がかかったグランヴォーチェ城ケ丘。対戦相手は常勝・夙沢サザン。試合は、前半25分に10番・緑川魁へのアシストが決まり2対0と夙沢がリードを広げる。レベルの高い夙沢の中でも、元Jユース出身の緑川のずば抜けた実力に、茂木の闘志が沸きあがる!が、その緑川には、過去のトラウマがあった……?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(23)
決勝トーナメントの準決勝、城ヶ丘は、Jリーグチーム・ユースの元主力選手・緑川魁を擁(よう)する夙沢サザンに、後半残り15分までに2点のリードを許す。が、後方からのタックルにトラウマがある緑川のプレーへの集中力が徐々に落ち始め、茂木のゴールで1点差に。夙沢・緑川には、乗り越えるべき試練があった!一方、試合中のクロスプレーにより森村、茂木が負傷。そして後半終了間際、なんとレッドカード(退場)が!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(24)
本大会出場を懸けた大一番が始まる!──城ケ丘は、地域予選準決勝での長谷部の退場や森村の負傷などにより、決勝戦を前にしてレギュラーのうち4人が出場不可能に……!?さらに最悪のタイミングで、移籍話が舞い込む。そして、ついに地区代表決定戦。対戦相手は、Jリーグユースの強豪「ボガータ兵庫」!巻頭収録の「サッカークリニック」特別編では、U-18(ユース)年代の日本一を決める大会についても解説!
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(25)
「日本クラブユース選手権」の本大会出場を懸け、地区代表決定戦に進出した城ケ丘SC。Jユースの強豪・ボガータ兵庫との試合は、先制点を許すものの、茂木の決死のダイビングヘッドで1対1に追いつく。が、ボガータのエース小泉がずば抜けた“個の実力”を見せつけ2点を追加。城ヶ丘は、その自信と守備を打ち砕かれる!さらにチームワークを揺るがす爆弾発言が追い打ちをかけ……?城ヶ丘、追撃なるか!?
YATAGARASU ─蒼き仲間たち─(26)
ボガータ兵庫vs.城ケ丘グランヴォーチェ、壮絶なゲームを制するのは!?圧倒的な地力の差をくつがえす勢いで、ついに試合は延長戦へ突入!街クラブvs.Jリーグユースチーム。勝利への執念が激突する!!──クラブチームからトレセン、そして日本代表から世界へ!高き志を持って競い合うユース年代のサッカー少年たちを描く超本格サッカーストーリー、ここに完結。蒼き原石たちの姿が胸を熱くする……!!
VIVA! CALCIO

VIVA! CALCIO

天才的センスを持つサッカー少年・椎名曜(しいなよう)は、憧れの世界を目指して旅立つ!目指すは、超人気スターが集まる世界最高峰リーグ、イタリア・セリエA。空港に着いて早々、その卓越したテクニックを披露した椎名は、それをきっかけに現地のサッカー好き少年の家へ。プロの入団テストを受ける少年の兄と共に、テスト会場に向かうが……?ワールドレベルのプレイヤーの世界を先駆的に描いた本格サッカー漫画、開幕!