あらすじ

モラトリアムを楽しむために友人とビーチへバカンスに来ていたセオドアは、ふと目覚めると知らない部屋にいた。同じように隣で寝ていた見知らぬ青年・ルカによると“セオドアは誘拐され、自分はそれを目撃したために連れてこられた”と言う。犯人が来る前に脱出を試みる二人だったが、外に出ると見渡す限りの荒野と果てまで続く地平線、更に追い討ちをかけるような突然の雨で逃げ道は無し…最悪の状況に絶望するセオドアを励ますルカ。軟禁状態となった二人は寂れた廃モーテルの一室で、忘れられない夏を過ごすことになる――。
My dear LIMA1【単話売】

モラトリアムを楽しむために友人とビーチへバカンスに来ていたセオドアは、ふと目覚めると知らない部屋にいた。同じように隣で寝ていた見知らぬ青年・ルカによると“セオドアは誘拐され、自分はそれを目撃したために連れてこられた”と言う。犯人が来る前に脱出を試みる二人だったが、外に出ると見渡す限りの荒野と果てまで続く地平線、更に追い討ちをかけるような突然の雨で逃げ道は無し…最悪の状況に絶望するセオドアを励ますルカ。軟禁状態となった二人は寂れた廃モーテルの一室で、忘れられない夏を過ごすことになる――。

My dear LIMA2【単話売】

モーテルにまつわる過去の記憶を思い出すルカ。緊張感なく熟睡するセオドアと共に誘拐二日目の朝を迎え、犯人からの連絡もない穏やかな朝を過ごす。失うものがないというルカは自身の境遇を知ったセオドアに「友達になろう」と裏のない笑顔を向けられ毒気を抜かれてしまう。しかし、うっかり眠ってしまったルカが目を覚ますとセオドアの姿が消えていて――…?