「もう待たねーからな、限界なんだよ」切羽詰まった吐息が耳元をかすめる。ぎらつく瞳にじっと見つめられ…彼がこんな男の顔するなんて知らなかった――。私、藤崎翼は幼なじみの中村泰晴のことが好き。だけど友達みたいな関係が心地いいから、この思いは秘密。スポーツエリートで爆モテの泰晴を、これからもそばで見守るだけ…なんて思っていたら、今になって急接近!?「もっと俺のこと意識しろよ」逞しい体にかき抱かれ、むさぼるようなキスにはじめてを奪われる。肉厚な舌先でぐずぐずになるまでとろかされたら…もうワケわかんないっ!――両片思いの焦れキュン幼なじみラブ!