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宮殿で使用人として働くラウレンティア。彼女は実は第十皇女だった──! 第四側妃の一人娘だけれど、第四側妃が他界した後、使用人に紛れてしまった。今の生活を受け入れて楽しく過ごしていたある日、皇帝陛下の誕生日パーティーの場で末の皇女の婚約者が発表されることに。しかし、婚約者である辺境伯家長男ウル・インガル・ヴァレンタイン卿が「私はもともと第十皇女の婚約者でした」と言い出して──!? えっ私、婚約者いたの!? ※この作品は『不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック3』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。