あらすじ伯爵令嬢のレナは夜会で婚約者から「子爵令嬢との子ができたから」と突然婚約破棄を言い渡された。好奇の視線を浴びる中「婚約者以外の女を妊娠させるとは不愉快だ」とレナを守る一喝が飛ぶ。声の主は銀髪の第二王子・クラウスだった。6年後、未婚&無職では家に迷惑がかかる、とレナは画家を目指し絵画コンテストに応募すると、その絵がクラウスの弟リシャールの心を動かす。殻に閉じこもる繊細な弟を気にかけるクラウスは、レナをリシャールの絵画の家庭教師に抜擢するが…!?“氷の宰相”と想いを育む不器用系ロイヤルロマンス。