あらすじ

森田老人から再度のラブコールを受け、自作小説の映画出演を決めた折江。そこには、栄二への独占欲があった。あの美しい宝石を、誰にも渡したくない。彼は、自分だけの所有物だ…!覚悟を決め、差し出されたピンヒールに足を滑らせたその日から、折江の世界は目まぐるしく変わって行く。――官能小説界の巨匠・団鬼六の原作「女学生」を、妖艶な絵柄で知られる漫画家・杉本ふぁりな が、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う傑作耽美作品が単行本版で再登場!
きみはぼくのもの【単行本版】 1巻

目鼻立ちの整った美しい男の子。彼との出逢いは、はじめはただの偶然のようなものだった…。――人気小説家の西田折江はある日、悪い噂の多い自称映画監督・吉本信男からの連絡を受けた。そんな男にSM映画制作の話を持ちかけられた折江は相手にしなかったが、運命的な力に導かれるように妖しい世界へと…。――官能小説界の巨匠・団鬼六の原作「女学生」を、妖艶な絵柄で知られる漫画家・杉本ふぁりなが、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う傑作耽美作品が単行本版で再登場!

きみはぼくのもの【単行本版】 2巻

森田老人から再度のラブコールを受け、自作小説の映画出演を決めた折江。そこには、栄二への独占欲があった。あの美しい宝石を、誰にも渡したくない。彼は、自分だけの所有物だ…!覚悟を決め、差し出されたピンヒールに足を滑らせたその日から、折江の世界は目まぐるしく変わって行く。――官能小説界の巨匠・団鬼六の原作「女学生」を、妖艶な絵柄で知られる漫画家・杉本ふぁりな が、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う傑作耽美作品が単行本版で再登場!

きみはぼくのもの【単行本版】 3巻

私ではない私、ここではない何処か。あれは演じただけなのか、それとも奥なる自分自身だったのかーー。熱に浮かされたような昼と夜を繰り返し、曖昧になる夢と現実(うつつ)を漂いながら、折江たちの陶酔は深まって行く。そんな中、吉本が女優を連れて映画制作費を持ち逃げしたとの一報が入る。監督もカメラも女優も消えて、映画制作はここで終えるのもやむなしと誰もが思った、そんな時…。――官能小説界の巨匠・団鬼六の原作「女学生」を、妖艶な絵柄で知られる漫画家・杉本ふぁりな が、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う傑作耽美作品単行本版堂々完結!