あらすじ

渋谷センター街でチーマーによる殺人事件が発生した。だが、加害者の4人には少年法が適用され、保護監察処分で釈放になる。そして、5年後。ひとりの少年が渋谷に舞い降りた。殺された兄の復讐に燃える、その少年の名は――トキオ。中原裕の驚愕バイオレンスロマン!!
トキオ(1)
渋谷センター街でチーマーによる殺人事件が発生した。だが、加害者の4人には少年法が適用され、保護監察処分で釈放になる。そして、5年後。ひとりの少年が渋谷に舞い降りた。殺された兄の復讐に燃える、その少年の名は――トキオ。中原裕の驚愕バイオレンスロマン!!
トキオ(2)
殺された兄の復讐のために、単身渋谷のチーマー・シャーク隊に戦いを挑むトキオ。シラット使いのフィリピン人少年・ミトラ、謎の少女・ミーコらの協力を得て、ついにシャーク隊の溜まり場へ殴りこみをかける!
トキオ(3)
シャーク隊の魔の手からどうにか逃げ延び、再度戦いを挑もうとするトキオ。その頃、シャーク隊も牧野と横内の内部抗争が激化し、一触即発の緊張が渋谷をつつんでいた…。
トキオ(4)
牧野と横内の内部抗争のすきをつき、単身シャーク隊の溜まり場への殴りこみを掛けたトキオ。復讐は最終局面をむかえるが、それは新たなる悲劇と戦いの幕明けでしかなかった!
トキオ(5)
シャーク隊にかわり渋谷を牛耳るS・Gと、またしても対決することになったトキオ。半軍隊化したS・Gのなりふりかまわぬ攻撃をかわしつつ、最大の敵・マルと雌雄を決すべく戦いを続けるトキオたちは…。
トキオ(6)
マル率いるS・Gにミーコを奪われたトキオ。凶悪の手段で次々と襲いかかってくるS・Gを倒すべく、トキオは最後の手段に講じる!孤独なるヒーローの戦いを描いた近未来アクション、ついに最終章!!
僕らはそれを越えてゆく~天彦野球部グラフィティー~

僕らはそれを越えてゆく~天彦野球部グラフィティー~

高校野球のNew Normal! 2019年7月、ごく普通の県立高校、天彦高校の野球部は存続の危機に直面した! 夏の大会を終えると、部員がわずか3人になってしまうのだ! 連合チームで臨んだ夏もあっけなく敗れ去り、3年生は引退。残された3人の2年生部員、菱見、益永、藤原、そして女子マネの間瀬は、部の再建、新入部員獲得に乗り出すのだが…… 時は2019年夏!! 前途には空前絶後の難事が待ち受けている!!
テルカンボーイズ

テルカンボーイズ

再起と友情のクライム活劇! 高校時代、「テルカンボーイズ」というバンドを組んでいた悟史、涼平、耕太の3人。「テルカン」とは「ドロ団子」という意味で、「磨けば光ることが自分達と同じ」と感じ、命名したのだった。時は流れ、3人は30代となった。選んだ道は違えど、現状がギリギリで、もがきながら生きているという点では共通している。そんな中、高校の同級生だった浜田がIT事業で活躍していることを耳にする3人。そこから彼らの運命は予想外の方向へ回り始め!?
ラストイニング

ラストイニング

関東某県にある彩珠学院高校野球部は、甲子園初出場で初優勝を果たした過去がある。しかし現在は毎年1、2回戦での敗退続き。元野球部監督の狭山校長は13年前の部員で、現在は悪徳商法のかどで留置所に入っている鳩ヶ谷を訪ね、新監督に就くよう依頼するが…。1年後に甲子園出場できなければ廃部という状況下、「さわやか・ひたむき・正々堂々」を廃した常識ハズレのチームが始動する!!
赤松さん

赤松さん

フリーライターの青木一郎は、妻・弥生を連れて、16年ぶりに生まれ育った海猫町に帰ってきた。豊かな自然が残り、昔と変わらない姿を保っている、なつかしの故郷。町だけでなく、住んでいた家、古い友人達、すべてが昔のままだった。そして、あの「赤松さん」も…。
頼りにしてます。

頼りにしてます。

花村大吉は、かつて1年生ながらノーヒットノーランを達成した程の天才高校球児。しかし、生来のなまけグセが原因で、妻・朱美のヒモとしてノホホンと生活していた。そんなある日、リトルリーグを支援している玩具会社の社長が、大吉の息子・悟郎をスカウトするために花村家にやってきた!!
奈緒子

奈緒子

雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む……。日本海の小島・波切島を舞台に、壱岐大介・雄介と篠宮奈緒子の3人が織りなす宿命の愛のドラマ!!
奈緒子 新たなる疾風

奈緒子 新たなる疾風

全国都道府県対抗駅伝の激闘から数か月。指導者を欠いたまま、独自の練習を続ける雄介たちのもとに、謎の男が現れた。彼は雄介たちの練習風景を見守り、彼らの運動能力を冷静に分析する。練習が終わり、ひとり猿岩まで走る雄介。その後について走ってきた男は、雄介に世界を目指すことを勧める…。
ぶっちぎり

ぶっちぎり

名門・白滝学園高等部1年D組、出席番号16番、高原陣。「おれァ天才でい」と豪語する根性男・陣は、初日からレーシングマシンを駆って登校。だが、その途中野球部員・桐山が打ったボールを踏んで転倒し、早くもゴタゴタが…。ケンカでも野球でもガッツで勝負。怒りのゲンコツで、ぶっちぎれ!!