あらすじ

霧生に都合よく言いくるめられ、家へ泊めることになった後藤。返すための金を取りに行こうと連れまわされた先で霧生がしていたのは、犯罪スレスレの行動だった。そんな汚い方法で巻き上げた金を受け取れるか、と拒否すると「どうしてダメなの? 騙されるほうが馬鹿で愚かなんだよ」と霧生。――なにが罪かを決めるのは、国? 大衆? それとも、神様? ふたりの闇が交差する、共依存ラブBL第2話。
神様の名前 1巻

妹から「キリュウ」という男に金を騙しとられたと連絡があり、金を取り返すために男の元に向かう後藤。妹からもらった情報を頼りに彼が出入りしているというクラブへ向かう。そこにはガラの悪い男数人に囲まれた霧生の姿が。なにやらもめているらしく喧嘩が始まるが、人を切りつけ楽しそうな表情を浮かべる霧生。これ以上事を大きくしてはマズいと彼を連れてその場を切り抜ける。流れで家にあげることになり、話しているうちに霧生が家に泊まることに。こんな得体の知れない気味の悪い男を家にあげて、こいつのペースにのまれているのに、なぜかその手をふりほどけない――。

神様の名前 2巻

霧生に都合よく言いくるめられ、家へ泊めることになった後藤。返すための金を取りに行こうと連れまわされた先で霧生がしていたのは、犯罪スレスレの行動だった。そんな汚い方法で巻き上げた金を受け取れるか、と拒否すると「どうしてダメなの? 騙されるほうが馬鹿で愚かなんだよ」と霧生。――なにが罪かを決めるのは、国? 大衆? それとも、神様? ふたりの闇が交差する、共依存ラブBL第2話。