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幼い頃に刻まれた「呪いの痣」を、ひた隠しにして生きてきたフィーナ。婚約者にもその事実を隠していたが、二人の仲に嫉妬したアニス嬢に嵌められ、呪われていることを理由に婚約を破棄されてしまう。くしくもその場に居合わせたのは、魔獣を容赦なく討伐すると噂される公爵・クラウディオだった。「呪われた令嬢だと？」公爵の冷たい声に怯えるフィーナだが、クラウディオは突然、フィーナを強く抱きしめて――？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第1話】
呪われた令嬢など、誰にも必要とされるはずがない。そう思って心を閉ざしたフィーナに、「俺と結婚してほしい」と告げるクラウディオ。クラウディオの真意はどこにあるのかと戸惑うフィーナだが、彼の手は緊張で震えていて……？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第2話】
ブライオス公爵家の妻としての役目を果たそうと、覚悟を決めて初夜を迎えたフィーナ。そんなフィーナを愛おしむクラウディオだが、なぜか「君を抱くつもりはない」とフィーナを突き放し――？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第3話】
愛するフィーナを誰にも傷つけさせまいと、フィーナを社交界から遠ざけようとするクラウディオ。一方のフィーナは彼の真意がわからないまま空回りしてしまう。お互いを想うあまりに二人はすれ違い……。心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第4話】
寝室まで押しかけてきたフィーナを拒めず、部屋に招き入れたクラウディオ。彼女を抱かないのではなく、抱けない理由は二人の過去に関係があるようで……。心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第5話】
フィーナの想いを受け入れて、二人は寝室をともにするように。ふと、フィーナの着ているドレスが、元婚約者の好みだと知ったクラウディオは、らしくない嫉妬心をむき出しにして……？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第6話】
あふれる想いを抑えきれず、ディオはフィーナに口づけをしてしまう。フィーナもドレスのお礼にと、お返しのキスをしてみたけれど、ディオの反応はあまりにも純情そうで……？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第7話】
「俺は君に許されていい人間じゃない。」フィーナの優しさに触れるたびに苦しそうな顔を見せるディオが明かす、彼女が忘れてしまった二人を結びつける運命の出会いとは――。心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第8話】
「必ず君を迎えにくる」過去にあった出来事をすべてさらけ出したディオは、キズモノにしてしまった責任感からますますフィーナを遠ざけるように。気落ちするフィーナを見かねた執事が庭園に誘うと、そこは辺り一面赤い花が咲き乱れていて……？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第9話】
「私があなたを幸せにしていいですか…？」ディオの変わることのない深い愛を知ったフィーナ。苦しみながらも誠実に愛し続けてくれたディオを、今度は自分が幸せにしたいと彼に想いを伝え――？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第10話】
「これからは理不尽に耐える必要なんてない」ディオの妻として初めて参加する舞踏会。しっかりとした振る舞いで妻の役目をまっとうしようとするフィーナに、令嬢たちはいじわるな視線を向け――？心に傷を負った令嬢を公爵の愛が包み込む、秘密を抱えた溺愛ラブストーリー。【第11話】
