あらすじふたつの大国の戦争が続く時代。一介の傭兵パイロットである狩乃シャルルに極秘任務が託される。王家の次期皇妃・ファナを飛行機の後席に乗せ、たった1機で敵国の支配する海を横断し本国までファナを送り届けよ――と。絶望的な蒼天の旅路の中で、身分が違いすぎる2人の距離は少しずつ…。あまりにも切ない、ひと夏の恋と空戦の物語!!
「ひとりぼっちの地球侵略」の小川麻衣子作画によるコミカライズ。原作は、アニメーション映画にもなった犬村小六の小説「飛空士シリーズ」の第一弾です。 原作全シリーズ所持していますが、拙者、読むと号泣してしまうので外出先で読めません。。ストーリーとしては身分違いの愛の逃避行なんですが、丁寧に描かれる恋心と圧巻すぎる空戦描写が素晴らしく、のちに犬村先生の代名詞となる「恋と空戦」の原点にして最初の傑作って感じでバチクソ泣けます。 アニメだと主役の(若かりし頃の神木隆之介くんの)声が、コミックだと絵が、イメージよりかなり幼く感じられるので、やはり原作が至高にして最高です。