金髪の中に一束の銀髪が…。メッシュと呼ばれる美少年の周囲には、愛、友情、陰謀、背徳が渦まく。待望の大長編力作。
一束の銀髪ゆえにメッシュと呼ばれる少年が、ふとしたことから劇団に。そこで着た衣装はなんと死神の衣装だった…。
女性との出逢い?奇妙な予感が生まれる。激しい恋はメッシュにとり何もかも違うものに見えてしまう…。その愛の結末は!?
亡母への追憶に少年期を過ごした故郷を訪れたミロン。大人たちの虚飾と背徳の現実をまざまざと見せつけられ、傷ついて…。
誰もぼくを愛してはくれない! 頬に残る生々しい傷跡が、記憶の底から色鮮やかによみがえる。母の不倫…愛憎の渦の果てに…
愛とは、エゴにすぎない…。仮面の内に秘めた哀しく、はかない心を持って、ほら哀しい道化が行く。ろくでなしの道化が!
母の名を出して接触してきた男、彼は血の繋がらない兄!?そして生みの母との再会。あなたがそうと望むなら…。
ひと夏の秘密めいた恐ろしい記憶。遠い少年の日の物語……「メッシュ」番外編。【※「プチフラワー」1984年12月号掲載】