あらすじ

【ロデオ大会開幕】ジョーカーは西部の土の匂いのする気さくな男で、イサムとジョーカーは親友となる。しかし、クララを巡り愛のライバルともなった二人は、カウボーイとしての腕を競うロデオ大会に挑む。二人の実力は伯仲し、優勝決定戦を迎えた最終日、クララがウインゲート一家にさらわれてしまう。非道な一家の手段に怒りの炎を燃やすイサムは、ついに自らの手で彼らを倒す覚悟を決める。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!
荒野の少年イサム(1)

【サン・ボーイ誕生】ゴールドラッシュにわくアメリカ西部。アメリカにやってきた侍、渡勝之進はそこで息子のイサムを授かる。だが、旅の途中にたどり着いた町で大悪党のウインゲート一家と彼らを追うアウトローのビッグ・ストーンの戦いに巻き込まれ、イサムとはぐれてしまう。そしてイサムは、荒くれ者たちの働くロッテン・キャンプにたどり着き…!70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタンの幕があがる!

荒野の少年イサム(2)

【悪のゆりかご】イサムはロッテン・キャンプの善意の人々によってすくすくと育てられるが、ロッテン・キャンプは洪水に巻き込まれ壊滅してしまう。またも一人になった幼いイサムを拾ったのは、かつて父を襲った大悪党のウインゲート一家だった。ウインゲート一家はイサムを使って悪事を働くために、イサムに殺しの技術を叩き込んでいく。だがイサムに残る清い心が命を奪うことをためらわせ…!70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(3)

【荒れ馬サンダー・ボルドとの出会い】「殺し」の重さを知り、イサムは一度銃を捨てる。だが、その時に出会った孤児院の人々の優しさに触れ、命を奪うためではなく守るために銃を使うと決意する。13歳になったイサムは荒れ馬「サンダー・ボルド」と出会い、初めての心を許せる友達となる。また、お互いを親子と知らぬまま父・勝之進と再会し、イサムは柔道を教えてもらうのだった。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(4)

【ゴースト・タウンの決闘】イサムはアウトローとして保安官に追われる一方で、かつて赤ん坊のイサムを救ったアウトローのビッグ・ストーンと再会する。だが、彼の目的は母親を目の前で惨殺したウインゲート一家への復讐だった。ビッグ・ストーンはついにウインゲート一家を追い詰めたが、彼らに育てられた恩義を持つイサムは、ビッグ・ストーンを止めるために決闘を申し込む。死闘の行方は…!?70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(5)

【あらがえぬ罪と罰】イサムはビッグ・ストーンとの決闘を終え、アウトローの日常へと戻った。今まで何も知らずにウインゲート一家の悪事を手伝っていたイサムだったが、保安官に捕まり獄中でついに彼らの悪事を知る。人々の憎しみを背負い、イサムは14歳の誕生日を迎える。誤解された罪だが、イサムが悪事を手伝っていたのは事実。イサムに下される判決は、縛り首なのか…!70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(6)

【正義のガン・ファイト】死の商人に捕まるも、反旗を翻し黒人を解放したビッグ・ストーン。だが、死の商人にとどめを刺さなかったために、解放した黒人たちには悲劇的な結末が待ち受けていた。一方イサムは、縛り首を逃れたものの禁固三ヶ月を言い渡される。イサムは出所後仕事を探し始め、裁判でかばってくれたクララの実家で働くことになる。カウボーイとなったイサムの新生活が始まる。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(7)

【列車強盗を止めろ】モリソン牧場のカウボーイとなったイサムは、愛馬サンダー・ボルドと再会し、クララたちから文字を学ぶなど幸せな日々を送っていた。だが、ウインゲート一家とも再会し、牧場の収入5000ドルの入金を知られ、狙われてしまう。一家の列車強盗を止めるため、イサムは愛馬を駆る。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(8)

【イサムよ、銃をとって戦え!】ウインゲート一家から5000ドルを奪い返したイサムは、彼らから命を狙われることとなる。仕事中に命を狙われ、命からがらとある駅舎に逃げ延びたものの、そこで白人を憎むコマンチ族の襲撃にあってしまう。追いついた一家と、一家を追い現れたビッグ・ストーンも居合わせ、三つ巴の戦いは乱戦の体を成していく。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(9)

【戦いか平和か】白人を憎むコマンチ族の襲撃に、絶体絶命のイサム達12名。アウトロー、保安官、妊婦の黒人女性、白人至上主義の若い女性、子供、自信をなくした医師…様々な思惑が生と死の境で揺らぎ、生き残るために価値観を変え協力体制を築いていく。そして始まるコマンチ族の最終攻撃に、イサムたちは生き残ることが出来るのか。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(10)

【その男ジョーカー】騎兵隊の到着によってコマンチ族の襲撃から助けられたイサムは、帰り道に占い師から「大切な人を亡くす」という不吉な予言をうける。そして一年が経ち、クララの許嫁というジョーカー・ジュニアが現れるが、イサムは彼からアウトローの気配を感じ取る。占いの通り、ジョーカーは不吉な男なのか。その正体は一体…!?70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(11)

【ロデオ大会開幕】ジョーカーは西部の土の匂いのする気さくな男で、イサムとジョーカーは親友となる。しかし、クララを巡り愛のライバルともなった二人は、カウボーイとしての腕を競うロデオ大会に挑む。二人の実力は伯仲し、優勝決定戦を迎えた最終日、クララがウインゲート一家にさらわれてしまう。非道な一家の手段に怒りの炎を燃やすイサムは、ついに自らの手で彼らを倒す覚悟を決める。70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン!

荒野の少年イサム(12)

【旅立ち】ジョーカーはイサムの身代わりとなりウインゲート一家の前に立ちはだかるが、無惨にも撃ち殺されてしまう…!イサムの服を着て死んだジョーカーの姿を見て、イサムに疑惑の目を向けるクララ。一家を自らの手で葬るためイサムに立ちはだかるビッグ・ストーン。すれ違い入り乱れるそれぞれの思惑に、物語は最高潮を迎える!70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタン、ついに完結!