あらすじ

敵国である太陽の国に捕らわれている母・ルーネと生き残りの民たちの救出へ向かう道中、因縁の王子・リヒトと再会したトリウィア。復讐心に支配された彼女は、リヒトに立ち向かう も、彼の武力に圧倒されてしまう!命を奪われそうになったその時、トリウィアが持っている月の神器・リトウスに異変が起きて――!?全てを奪われた王女が紡ぐロマンスファンタジー、完結巻!
オルトナの月(1)

その身分故、城に軟禁されていた王女トリウィアは、ある日、祭りの騒ぎに乗じて城を抜け出した。その先で出会ったのは見たこともない異国の品々と、不思議な瞳をした男の子・リヒト。一緒に祭りを楽しむ内に二人は意気投合し、「大人になったら、一緒に外の世界を旅しよう」と約束を交わした。――そして、八年後。トリウィアは成人を迎え、旅に出ようとしていた。かつて約束をした“彼”に再び会うために。そんな矢先、彼女の祖国を敵国が襲撃する。その首謀者は、再会を夢見た彼で――!?

オルトナの月(2)

敵国である太陽の国に捕らわれている母・ルーネと生き残りの民たちの救出へ向かう道中、因縁の王子・リヒトと再会したトリウィア。復讐心に支配された彼女は、リヒトに立ち向かう も、彼の武力に圧倒されてしまう!命を奪われそうになったその時、トリウィアが持っている月の神器・リトウスに異変が起きて――!?全てを奪われた王女が紡ぐロマンスファンタジー、完結巻!