遊郭で働く初音(はつね)は、小さい頃に負った火傷のせいで「傷モノ」と呼ばれ雑用をする日々が続いていた。ある日初音は遊郭で一番の美女・時雨(しぐれ)の世話係をすることに。普段は髪で隠れている傷跡を時雨に見られてしまいショックを受ける初音だったが、時雨にも実は男性だという大きな秘密があった。互いの秘密を知ったふたりは、少しずつ距離が縮まっていく。しかし、それをよく思わない周囲の人間からの風当たりが強まり…!? 「これからはボクが初音を大事にするからね」ーー傷ついた少女と秘密を持った花魁の溺愛シンデレララブ!!