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「ちょっと照れない？みたいなことを平気で言うヤツだった。だから まともにとんのはーー…」 片倉時緒（かたくら・ときお）と横町一歩（よこまち・かずほ）は小学生からの幼馴染。おんぶするくらい近かった2人の距離は、高校生になった今、隣に並んで歩くほどに広がった。それは、一歩が時緒へ抱く、ある感情を隠すためでーー。幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー。
「ーー好きだよ時緒 やっぱり言えないけど」 ずっと見ない振りしてきた時緒への恋心を、ついに認めた一歩。時緒のキョリは相変わらず近くて、でもそれが嬉しくて…。開き直ってやろうか、と思うと同時に、「自分が望んでいいことじゃない」とあきらめようとする一歩に時緒が――。幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー【第2話「開き直ってやろうか」を収録】
「俺のと同じ理由になれよ お前が俺にすること全部」 時緒に想いを伝えた一歩だけど、時緒の戸惑った表情を見て思わずその場から逃げてしまう。自分が告白したことで関係が壊れてしまったかもしれない。答えを聞くのが怖くて、逃げつづける一歩に時緒は――。幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー【第3話「バカすぎ」を収録】
「ここまでで充分幸せ。俺は時緒の返事なら、どんなだってーー」 一歩が時緒に告白してから一週間。寝不足になるくらい真剣に返事を考えてくれている時緒を見て、どんな答えでも受け止めようと思う一歩。そんな中、時緒に片想いしている女子との“約束の花火の日”がやってきてーー。幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー【第4話「告白の返事」を収録】
「……あーーー、わ～～～～～～～恥ずっ。何日目だよ、付き合って！」 ついに付き合い始めた一歩と時緒。気恥ずかしさと嬉しさでいっぱいの一歩は、終業式からの帰り道、時緒から夏休みに遊びに行こうと誘われる。どこに行こう、どこまで時緒は想定してくれてるんだろうーー。最高にしあわせな初デート、始まります。幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー【第5話「緊張してんなよ」を収録】
「うわ ダメだろ。学校でこんなわかりやすい反応してたらーー」 付き合い始めて、もう隠す必要がなくなった恋心が、会うたびにあふれ出して止まらない日々を送る一歩と時緒。でも、夏休みももう終わる。学校では付き合う前くらいの距離感で行こうと決めた2人だけど…？ 幼馴染への捨てられない初恋に揺れ動く、最高純度のピュアボーイズラブストーリー【第6話「緊張してんなよ」を収録】
