あらすじ

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?
封神演義(1)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?

封神演義(2)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】太公望は妲己を封神しようと殷に潜入するが、妲己に作戦を見破られ、みせしめのため罪なき人々を処刑されてしまう…!太公望は、自らの責任と力のなさを痛感し、妲己に対抗しうる味方を捜すための旅に出る!

封神演義(3)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】仲間を探す旅に出た太公望は、宝貝(パオペエ)人間・ナタクや天才道士・楊ゼン(ようぜん)を得意の口八丁手八丁で味方につけ、さらに空飛ぶ義賊・雷震子(らいしんし)も仲間にする!一方、紂王の二人の息子、殷郊(いんこう)と殷洪(いんこう)は妲己の支配する殷から逃げ出すが…!?

封神演義(4)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】封神計画の真の目的を知った太公望は、次なる作戦のために西伯侯・姫昌(きしょう)と接触する!一方、紂王の腹心である武成王・黄飛虎(こうひこ)は、妻と妹を妲己に殺されてしまったため、太公望の側につくことを決心する。殷に反旗を翻し、脱出を図るのだが…!?

封神演義(5)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】造反した黄飛虎は殷からの刺客に襲われるが、太公望や黄飛虎の息子・黄天化(こうてんか)らが駆けつけ撃退に成功する!諦めない殷の太師・聞仲(ぶんちゅう)は戦闘のプロ・九竜島の四聖を呼び出し…!?

封神演義(6)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】太公望らは刺客・九竜島の四聖を倒すが、続いて現れた殷の太師・聞仲に大敗…!しかし「四聖が民を傷つけた借りを返した」という理由で見逃される。太公望らは西岐に帰還し、それぞれ修業のために崑崙山脈に帰っていった。人間界に残った太公望は、殷を討つために正式に西岐の軍師に着任する!

封神演義(7)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】姫昌の次男の姫発(きはつ)は後継者に任命され、『西岐』を新たな国『周』と命名して殷からの独立を宣言する!反旗を翻した周と殷の対立は明確となり、妲己は冷酷な妖怪仙人・魔家四将を周に送り込む!果たして太公望らは周を守れるのか!?

封神演義(8)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】魔家四将の冷酷な攻撃に周は大きな被害を受ける!絶体絶命の中、黄天化が復帰し、四将の一人・魔礼青(まれいせい)を食い止める!!一方殷では、打倒太公望のため、金鰲島(きんごうとう)最強の一角・趙公明(ちょうこうめい)が召し出され…!

封神演義(9)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】魔家四将の攻撃を受けた周は、殷に向けて反撃を開始する!そんな太公望らの前に、妲己と同盟を組んだ趙公明の召し使い・呂岳(りょがく)が立ちはだかる!呂岳は殺人ウィルスを撒き散らし、周軍全てを人質に取り太公望の命を要求するが…!?

封神演義(10)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】殷の第一王位継承者・殷郊。かつて太公望に助けられた彼が殷の側につき、周と戦闘を開始する!本来は対仙人用である宝貝を使ってまで戦闘に臨む殷郊に、太公望は彼の覚悟と責任を感じ、周の軍師として立ち向かうが…!?

封神演義(11)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】金鰲島“三強”の一人・趙公明との華麗なる(?)戦いが始まった!趙公明の弟子、楊任・呂岳らを破った太公望たちは、捕われていた人質の一部を救い出す。だが、その先には、さらに強力な敵が待ち受けていた!!

封神演義(12)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】趙公明の妹・雲霄(うんしょう)三姉妹と対峙する太公望は、彼女たちの強力ルックスに、かつてない苦戦を強いられるが、得意の心理作戦で何とか撃退。そして、ついに太公望と趙公明との一騎討ちが始まった!勝負の行方は!?

封神演義(13)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】まさかの趙公明封神!!一方、王天君らはついに聞仲を復活させる。趙公明亡き今、停戦が得策と考える太公望に対し、聞仲の目的は崑崙山の完全消滅だった!崑崙攻略のため聞仲がとった大胆な作戦とは…!?

封神演義(14)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】楊ゼン救出のため、金鰲島内部へ侵入した太公望らの前に現れたぬいぐるみ(?)は、空間を自在に操る金鰲十天君が一人・孫天君だった!!「遊び」が勝負のオモチャの世界『化血陣』でクイズに負けた蝉玉が人形に!?

封神演義(15)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】崑崙十二仙の一人、玉鼎真人が封神され、ついに金鰲との全面対決が始まった!6班に分かれゲリラ戦を展開、十天君を撃破していく太公望ら。しかし王天君の放った、寄生宝貝に襲われた者たちが次々と…!!

封神演義(16)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】自ら妖怪だと告げる楊ゼンを前に、抑圧が爆発した通天教主の魂魄が飛んだ!一方、ついに聞仲へと目標を定め、金鰲の動力炉に向かう太公望。その傍らには、何かを秘めた普賢真人のあたたかな瞳があった…。

封神演義(17)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】標的は崑崙教主・元始天尊!全ては殷のため…ただ一つの信念が、殷の太師・聞仲を突き動かす!そして聞仲を追い、崑崙山に辿り着いた太公望の前には、封神されたはずの王天君の宝貝・紅水陣が広がった…!!

封神演義(18)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】世捨て仙人・太上老君―その力を得たい太公望だが、探し当てたその人はとんでもない怠け者だった!しかし全てを見通し、“流れに身を委ねよ”と告げ眠り続ける太上老君に、太公望は自らも夢の中へ入り込むが!?

封神演義(19)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】巨大な歴史の分岐点―殷と周の最終決戦がついに始まった!太公望は妲己の誘惑の術(テンプテーション)に苦戦するも、スーパー宝貝・太極図により呪縛を解除。だがあくまで余裕の妲己。その笑みを裏付ける驚異の切り札とは…!?

封神演義(20)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】殷王朝、約七百年にわたる長き歴史が今、終わりを告げる。朝歌へ突入した武王により、紂王が討たれ周が興された。だがそれが真の“封神計画”の始まりだった!太公望を待ち受けるまだ見ぬ最強の敵とは…!?

封神演義(21)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】歴史の道標・ジョカ。それは強大なる力で歴史を思うがままに操ってきた存在。その本拠地・蓬莱島で太公望らを待ち受けていたのは、妲己が企んだ大宝貝大会。精鋭7対7の戦いを前に、思わぬ強力な味方が現れ…。

封神演義(22)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】呼応し合う2つの相反する魂。王天君と同一人物だという事実に反発する太公望だが、残された道は封神か融合か…。己の魂に問い、太公望の出す答えとは…!?一方、蓬莱島ではついにジョカが姿を現し始めた!!

封神演義(23)

【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】七つのスーパー宝貝を駆使し、ジョカに対する太公望ら。だが善戦むなしく、ジョカは完全体を取り戻しその強大なる力を見せつける!暴走する道標を討つための計画が終わりを告げる時、そこに残るものとは…!?

封神演義

思わず自分語りしてしまうほど、絶大な影響

封神演義 藤崎竜
ゆゆゆ
ゆゆゆ

封神演義は中国のお話が原作なんだって! と友人から聞き、先のストーリーを知りたいと思った当時の私は図書館にあった「封神演義」に果敢にも挑戦、文字の多さにあえなく敗退した。 そして、漫画家という職業を尊敬すると同時に、毎週のジャンプを楽しみにする生活に戻った。 とはいえ、この漫画のお陰で中国に殷と周という時代があって、紂王と武王がいて、と簡単な中国史の始まりを知ることができ、歴史の授業でさらっと名称が出ればキャラクターの顔が思い浮かび、なんだか心浮き立つ気分を味わうこともできた。 四字熟語の「酒池肉林」も「封神演義」で知った。あれはなかなか衝撃的なビジュアルだった。 知らないことを自然と身につけることができる漫画のパワーって偉大だよなあと思う。 そして私が好きだったキャラクター・藤崎竜先生版の太公望といえば、ぐだぁっとしたマイペースな性格と、あのツノのような頭のかっこいい結び目、ほっぺたのカワイイZマーク。 イラストを描くときは真似してZをほっぺたに描くだけで、絵がものすごく下手な自分でも、カワイイ絵が描けた気がした。 さらに手足を大きくデフォルメして描く技を真似して、さらに上手になった気分を味わった。 周囲の絵が上手な友達は、先生が描くイラストの要素があった気がする。 他の方のレビューをみても、みんな思わず思い出すことがあれこれあるようで、絶大な影響を与えた作品だと思う。