あらすじ犬森祥子。バツイチ、アラサー。職業・見守り屋。営業時間は朝の五時まで。唯一の贅沢は、仕事上がりの晩酌ならぬ「ランチ酒」――。様々な事情を抱える客からの依頼が舞い込む「中野お助け本舗」。祥子の仕事は、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る「見守り屋」だ。そんな彼女の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。別れた夫のもとで暮らす愛娘の幸せを願いながら、束の間、最高のランチと酒に癒される。
頼まれたワンちゃんや赤ちゃんやおばあちゃんを一晩中見守って、仕事終わりにランチ酒。 大変なお仕事だし、手放しでいいなあとは言えないけれど明るいうちから飲んであとは寝るだけって気持ちいいだろうなあ。 見守り屋さんとして働くバツイチでアラサーの犬森さんが気持ちよく働いて気持ちよく酒と飯を楽しむお話。 毎日を楽しんで生きる犬森さんだけど、何かしら抱えてそうな雰囲気もある。そんな彼女だからこそ、お客さんも心を開いて見守りを頼めるのかもしれない。 定食や丼やハンバーガーといったボリュームあるランチに日本酒やビールを合わせる豪胆さも素敵。 よく食べよく飲みよく働く、見習いたいものです。 酒漫画としてもお仕事漫画としても楽しめる、大人に読んでほしい作品です。