貧しい農家で育った海山権太、三太の兄弟。ある日、パチンコと酒に明け暮れる父親に愛想を尽かした兄・権太は家を飛び出してしまう。「家は継がずに東京で働く」と、権太が言っていたのを思い出した三太は、その後、権太を追って東京へと向かう。その東京で、あることをキッカケにボクシングを始めることになった三太は、みるみる頭角を現し、ある時、元・東洋選手権保持者の黒井にその才能を認められてタイトル戦に挑戦することに!だが、チャンピオンの谷川の猛攻撃を受け、ダウンしてしまう三太…。しかしそこに、観客席から懐かしい声が…!?