お客さまを無事に指定の階まで送り届けるのがエレベーターガールの務め。 無事に”乱数調整”できないと、”異世階”につながってしまうかも? キュートな絵柄とアイデアが映えるデビュー作!(ハルタ110号)
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
もし本当にエレベーターにこんな仕掛けがあったらと考えるだけでワクワクします。窓がないエレベーターの中からは、動いているあいだ自分たちがどこを移動しているのか目で見えません。なので、その間に異空間を通過していてもおかしくないのかもしれません。