あらすじ
【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 更年期の知識をアップデート!ここまでわかった「男女の更年期」の正体。マンガだからひと目でわかる!心と体の不調の治し方。 男女の更年期がひと目でわかる! 最新情報をどこよりも優しく解説! 更年期とは「自分の生き方や今後の人生」を考える準備期間です。更年期ストレスは男女ともにつらいものがありますが、男女の更年期を知ることで、相互理解を深め、よりよい人間関係を深めるチャンスでもあります。 身近な問題である「更年期」を、男女ともに正しく、楽しく理解できるのが本書の特徴です。マンガやイラストなどを多用し、ビジュアル重視で更年期のエキスパートがやさしく展開。項目別に展開し、どこから読んでもすぐに役立つ一冊です。 ■Part1 更年期ってなに? ・更年期ってそもそもなに? 更年期の定義をおさらいしよう ・更年期のはじまりはこんな症状から… 更年期のサインをチェック ・更年期症状を引き起こす性ホルモンの分泌量に注目 ・更年期はこれからの人生を考える準備期間 ■Part2 女性の更年期 ・女性の美と健康を支えるエストロゲンの働きをチェック ・ホルモンバランスの変動が自律神経の迷走を引き起こす ・治療を受けるべき? 更年期指数をチェックしよう ・更年期と間違えやすい病気と更年期以降に注意したい健康トラブル ・気になる症状があったら我慢せずに婦人科へ ・即効性が期待できるホルモン補充療法(HRT) ・HRTの副作用を抑えて安全に続けるには? ・じっくり続けて体質改善! 漢方とサプリメントを賢く活用 ■Part3 男性の更年期 ・抱え込んでいるストレスに気づくことが、男性更年期ケアの第一歩 ・男性らしさの立役者、テストステロンの多彩な働きとは? ・もしかして男性更年期? 更年期度をセルフチェック! ・男性更年期障害の検査は泌尿器科へGO! ・即効性が期待できるテストステロン補充療法(TRT) ・じわじわ効果を発揮する漢方薬とサプリメント ■Part4 不調を改善するセルフケア ・更年期は、体の声を聞いて生活習慣を見直すチャンス ・3食を規則正しく! 不足しがちな栄養を意識的に ・更年期&アフター更年期に意識して摂りたい 栄養素&食材リスト ・睡眠の質を高めて若々しいからだと心をキープする! ・目標は1日8000歩! 息があがらない程度の運動を習慣に 佐々木 春明(ササキハルアキ):昭和大学藤が丘病院 泌尿器科 教授 医学博士。1986年、昭和大学医学部卒業。同大学藤が丘病院泌尿器科講師などを歴任し、2007年より現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本性機能学会専門医。世界男性更年期障害学会ほか国際学会にも多数参加。 甲賀 かをり(コウガカヲリ):千葉大学医学部卒、 東京大学大学院修了、武蔵野赤十字病院などを経てプリンスヘンリー研究所・イエール大学留学。帰国後、東京大学医学部講師、2023年より千葉大学教授。日本生殖医学会生殖医療専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内分泌学会専門医・指導医、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医など。
「更年期障害」という言葉は知っていても、具体的な中身をよく知らない方は特に若い方では多いのではないでしょうか。漠然と「歳を取るとなる体調不良」みたいなイメージがあるかもしれませんね。そもそも「更年期障害」というと女性をイメージしがちである気もします。 もちろん女性の更年期障害についても詳しく紹介されますが、本著では早ければ30代で訪れるという男性の更年期障害というあまり浸透していない知識についてもマンガと文章を交えて詳しく語られます。 男性の更年期障害、「LOH(Late Onset Hypogonadism)症候群」も原因はさまざまですが、特に長時間労働による疲労やストレス、睡眠不足は大きな要因のひとつだそう。 しかも、女性の更年期障害は5年程度で何もしなくてもおさまることが多いのに対して、男性の方は10年、20年と続いて終わりがないこともあるとか。 また、自分が男性更年期だと解ったときに行くべきなのは精神科や心療内科ではないということも解説されます。現代社会で生きる多くの男性にとっては他人事ではないですね。 自分のみならず家族やパートナーがやたらと不調だったり機嫌が悪かったりするときも、原因が分かっていれば対処できることもあります。 さまざまな病気の症状に紛れやすいため見逃されやすい更年期障害。それをしっかりと見極められるようになることで、またもし更年期障害になってしまったときにもそれをきっかけに生活を見直すことで、80年90年と生きるようになってまだまだこの先が長い人生を健康的に過ごしていくことができると説かれます。 読むと、更年期障害への知識が身につくと共に健康に気を遣っていく気持ちが増す1冊です。