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私は毒親に育てられ、母と縁をきった。そしてそれ以来一切連絡をとっていない。そんな私が母になった。「毒親に育てられました」でその壮絶な幼少時代を描いたつつみさん。自身の妊娠がわかったとき、うれしいのと同時に怖くもあったといいます。その不安の内容は、自分が母のように毒親になってしまうのではないか。きちんと子供に愛情が注げるだろうか。子供が悪いことをしたときに、母のように手が出てしまわないか、などなど。毒親に育てられた方は、親に接してもらった経験がそれしかないせいもあり、愛情のかけ方がわからず、その結果毒親のようになってしまう人や、自己嫌悪に陥ってしまう人も多く、子育ての悩み相談サイトでは、毒親に育てられた人の子育て相談はよく見られます。でも、つつみさんは、子供を産んで母の気持ちがわかったところもあり、それを反面教師に、より子供に愛情を注げるようになったといいます。本書は子供への愛情のかけ方に悩んでいる方に向けたコミックエッセイです。つつみさんの体験談だけではなく、取材した女性の例も漫画として描かれています。