〈戦争〉にかわり、騎士が互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を争う〈戦闘競技会〉が国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、不遇な人生を送っていた。だが、騎士のリヒトから「おれが探していたのは君だった」と、騎士団に突然勧誘される。なんと目的は、ニナの弓の才能で…!? 大人気ファンタジー小説、待望の漫画化! ◆国家間の対立に決着をつける裁定競技会。国家騎士団同士が戦うその場で、リーリエ国は関係の悪化しているガルム国と相対することに。相手国からは〈赤い猛禽〉と呼ばれるガウェイン王子が参戦するようで…!?