あらすじ
「あたし、こんなになっちゃた」「あいつは何も変わっていない」仕事の都合で帰郷した冬馬は幼馴染の響子と偶然再会をする。しかし、男勝りで明るい少女だったはずの彼女は、まるで別人のようになっていた。ド派手な見た目なのに弱々しい言動ばかりが目立つようになってしまった響子と、何度か交流を重ねていくうちにお互いの距離は徐々に縮んでいき……。傷つき、怖がり、泣き虫な幼馴染との恋を描いたフルカラーコミックが描きおろし漫画を10ページを加え書籍化!!!
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「あたし、こんなになっちゃた」「あいつは何も変わっていない」仕事の都合で帰郷した冬馬は幼馴染の響子と偶然再会をする。しかし、男勝りで明るい少女だったはずの彼女は、まるで別人のようになっていた。ド派手な見た目なのに弱々しい言動ばかりが目立つようになってしまった響子と、何度か交流を重ねていくうちにお互いの距離は徐々に縮んでいき……。傷つき、怖がり、泣き虫な幼馴染との恋を描いたフルカラーコミックが描きおろし漫画を10ページを加え書籍化!!!
「あたし、こんなになっちゃた」「あいつは何も変わっていない」仕事の都合で帰郷した冬馬は幼馴染の響子と偶然再会をする。しかし、男勝りで明るい少女だったはずの彼女は、まるで別人のようになっていた。ド派手な見た目なのに弱々しい言動ばかりが目立つようになってしまった響子と、何度か交流を重ねていくうちにお互いの距離は徐々に縮んでいき……。傷つき、怖がり、泣き虫な幼馴染との恋を描いたフルカラーコミックが描きおろし漫画を10ページを加え書籍化!!!
もしも男勝りで元気潑剌なスポーツ少女だったポニーテールの幼馴染が、地元に帰って久々に会ったらピンク髪ピアスゴリゴリのギャル風になり性格も一変していたら。 冬馬と響子。 元々はお互いに兄妹のような気心の知れた存在だった幼馴染同士。 しかし、久々の再会を遂げた響子は以前とはまったくの別人のようになってしまっており、一体何があったのか、何が彼女を変えてしまったのかという謎を湛えながらも改めて距離を縮めていくふたりの物語です。 元々はTwitterでバズっていた作品で、そちらが元になって描かれた作品です。元々「幼馴染を描く」という指針があってスタートしたそうですが、幼馴染という関係性の特別さたるや否や。歳月の積み重ねが生み出すもののあはれ。幼馴染にしか出せない味わいをたっぷりと醸し出しながら、一歩一歩ステップを踏んでいく彼ら姿に胸が一杯になります。その描写が各シーンでとても丁寧でリアルなのが良いです。 人生においては考えられないようなことも起こりますが、それでも最終的に心の底から溢れ出る幸せで自然と笑みが溢れるような時間が訪れれば最高ですよね。タイトルや表紙から感じられる不穏さもありますが、その過酷さが幸せの光をより鮮明に引き立たせています。 冬馬と響子に幸あれ、と心の底から祈ってしまうような作品です。 帯にもカバー下にもおまけたっぷりですので、お見逃しなく。