あらすじ

第二次世界大戦でソ連の捕虜になっていた記憶喪失の老人・タンゲは、ドンガメオーへ異常な興味を示して穂垂厩舎で暮らす事に。そんな時、脚に不安を抱えながらも弥生賞に出走したドンガメオーは、タンゲが見守る中、4コーナーで先頭を走るも脚の激痛で外側へよろけていく。その時、愛馬・怒濤(どとう)の記憶が蘇ったタンゲが、馬場へ飛び込んで……!?そしてドンガメオーが三冠馬に?ドンガメオーの鬼気迫る追い上げに感動する完結巻。
激駿ドンガメオー(1)

人間の言葉を理解する怪馬・ドンガメオーが競走馬として活躍する競馬人情コメディ。希望に燃える新人騎手・芝野良(しばの・りょう)は、調教師・穂垂(ほたる)が馬に顔面を蹴られておかしくなり、すっかり落ちぶれてしまった穂垂厩舎に所属する事に。そこで短足でデップリした胴体の奇妙な馬・ドンガメオーと出会った芝野は、人の言葉がわかるらしいドンガメオーが自分はダービーに勝つと言っていると聞いて呆れるのだが……!?

激駿ドンガメオー(2)

第二次世界大戦でソ連の捕虜になっていた記憶喪失の老人・タンゲは、ドンガメオーへ異常な興味を示して穂垂厩舎で暮らす事に。そんな時、脚に不安を抱えながらも弥生賞に出走したドンガメオーは、タンゲが見守る中、4コーナーで先頭を走るも脚の激痛で外側へよろけていく。その時、愛馬・怒濤(どとう)の記憶が蘇ったタンゲが、馬場へ飛び込んで……!?そしてドンガメオーが三冠馬に?ドンガメオーの鬼気迫る追い上げに感動する完結巻。