あらすじ第二次世界大戦でソ連の捕虜になっていた記憶喪失の老人・タンゲは、ドンガメオーへ異常な興味を示して穂垂厩舎で暮らす事に。そんな時、脚に不安を抱えながらも弥生賞に出走したドンガメオーは、タンゲが見守る中、4コーナーで先頭を走るも脚の激痛で外側へよろけていく。その時、愛馬・怒濤(どとう)の記憶が蘇ったタンゲが、馬場へ飛び込んで……!?そしてドンガメオーが三冠馬に?ドンガメオーの鬼気迫る追い上げに感動する完結巻。