あらすじエリート検事・中村勇気は、極悪非道な交通事故を起こしたIT企業の社長を起訴しようとするも、闇の権力によって逆に殺されてしまった。気が付くと目の前には女神がおり、「法の力で私の世界に秩序をもたらしてほしい」と打診される。その提案を飲み、法の番人としてのスキルを与えられた勇気は異世界に転生。初仕事は、勇者パーティを火炎ブレスで焼き殺した“殺人罪”で起訴された、伝説のドラゴンの弁護…!
表紙を見て、あれこの漫画を描かれている方はあの方?と思わず確認してしまいました。 三ツ矢彰先生の他の作品を見るに、わざとなんでしょうね。 表紙とタイトルで作品のイメージが湧いたので、絵の力はすごいなと思いました。 司法権やら裁判やらの制度が生まれたばかりの異世界で、ろくでもない目にあった、正義感の強い転生者が運用の手助けをすることになります。 つまるところ、お勉強にもなる漫画です。 お金について学べる『ハイパーインフレーション』は、お金ドゥクドゥク独特な漫画でしたが、こちらは第2話まででは、そんな気配はありません。 異世界で、被告人がドラゴンで、主人公は転生者ということ以外は、ふつうの法曹漫画です。 被告人のドラゴンが、とてもまっとうそうなドラゴンで、なんとか助からないかなと思ってしまいます。 ちなみに、神様の主張がとても法治主義すぎて、ふふっとなってしまいました。 神様っぽいです。